未曾有の大震災から10日が経ち、終日放送していた震災関連の報道番組も徐々に時間を減らし、本来放送すべきだった番組が放送されるようになってきましたが、現実的には枠外の震災関連の情報に目を光らせている関東、東京、足立区に所属する我が家にとっても震災は未だ終わっていませんから。
多分この辺りの人はみんな同じ気持ちだと思います。
足立区のランドマーク、東京武道館では被災者の方々の受け入れも始まりました。


被災地の人たち、東京も未だ余震続きや計画停電などで思うように進んでいないかもしれませんが、駅前での複数の団体での募金活動、各種店舗での募金箱設置など、被災地の復興支援に際しての運動が徐々に目に付くようになってきました。その援助が届くまで、お身体を大事に、なんとか生き延びてて下さい。

話をちょっと戻します。
震災から3日後くらいからかな?、TV放送も徐々に本来の姿を取り戻しつつある中、ある種異質だったのが旧公共広告機構、現ACジャパンのTVCM。
その趣旨が「広告を営利目的のためでなく、公共のために役立てようと、全国の企業が集まった団体です。広告を通じて住みよい社会作りに貢献することが、私たちの願いです。」(オフィシャルサイトからそのまま引用)。

そんなスタンスの社団法人、現在の各企業のTVCM放映自主規制というか自粛という判断を受けて、その穴を埋める形でバンバン、ホントにバンバンACのCMが放映されている状況ですが、
私もちょっと思ったんですが、CM終わりの「えぇしぃ〜」という、ジングルというかフレーズがウザイとの指摘を受けて、全部ではないですが無音のバージョンに変更しましたね。
こんだけ聞いたら我が家のムスメ、ムスコもCMに併せ、

「おもいはみえないけれどおもいやりはだれにもみえる」

とかのフレーズを語れる訳で。

 

多分、企業イメージとかあらゆる分析を材料とした上でのマーケティングな判断もあって各企業が自主規制、自粛の判断の結果だろうと思うんですけど、個人的にはむしろ、こんな時期にCM放送してる「すき家」とかにある種の覚悟を感じたりする訳で。
ACが穴埋めしている、その抜けたCM枠はたぶん被災地の方々の心情に配慮した感の、

「飲食に纏わる、若しくは繋がるCM」

「娯楽を連想させるパチンコ、パチスロとかのCM」

「生命維持という観点で、現状では緊急ではない、家(不動産)や、家具や電化製品、その他日用品とかのCM」

などなど。

これらが抜けた穴を埋める形でACのCMが流れている訳だと思うんですが、これもちょっとどうかな?と思うようになってきました。

ACの各CMの内容は、それはそれで全部有意義な内容だと思ってるんですが、あれだけリピートされると、本来心に響く物も、そんなに響かなくなるような、やる度にそのメッセージが軽くなってるような印象を受けるんですよね、正直なところ。
AC側も多分その辺りの葛藤があったようで、恐らくこの震災後に作成したであろうメッセージ性の強いCMを放送するようになりましたね。

 

被災者に対しての、モチベーション維持、つまり、「そのうち私達も食べて(飲んで)やる!」という心情になる飲食関連のTVCMは放送すべきだと思うんですが…。
その一方で、「羨ましい」とか「コッチはこんな状況なのにどうしてこんなCMを…」という心情になるTVCMの自粛は止む無しだと思うんですよ、現状。


それは他の業種のCMに対しても同じ。

例えばシャンプーのCMにおいても、その企業の自粛っぷりは想像するに容易いでしょう。


他の地域においてはどういう状況か判りませんが、少なくとも関東、東京、足立区は、ACのCMが、大袈裟じゃなく8〜9割です。足立区も未だ震災の余波は残っているんですよね。


ここは1つ、1日でも早くACのCMが1日中流れないような状況にもっていきたいですよね。
個人的に思うに、その日が多分、日本の復興の流れのひとつでしょうから。