今さらなんですが、今年の夏の話です
(なんだか色々忙しくて記事のUPが滞っております…)。

今年の夏休みの旅行先として、まず最初に選んだのは千葉県の内房の保田辺り。
なんでその場所なの?って問いに対しては、実はこの地、足立区の教育宿泊施設があって、今年の初め頃に我が家のムスメが訪れてたんですよねー。

親的には、なんで寒い時期に行くの?って疑問があって、折角だからその時期とはもうちょい違う景色で見せてあげたいと思ったんですよねー。
あと、親心的にはムスメが目にした、そして何年か後にムスコが訪れるであろう土地の景色を見てみたかったというのも大きかったり。

で、鋸南とか保田で宿泊施設を探していたところ、ここの施設のHPに偶然、ホントに偶然辿り着いた訳です。

そんな道の駅 保田小学校とは?

昨年の12月に千葉県安房郡鋸南町保田に新しく誕生した道の駅で、もともとこの地にあった、歴史ある小学校が廃校、で、その小学校をリノベーションして道の駅としてオープンさせたらしいんですよねー。
で、その二階部分がなんと簡易宿泊施設として利用出来るみたいなんですよねー。

さて、妻がその宿泊施設の予約の電話をしたところ、あいにく予約が一杯、でもその中でも1部屋だけ空いてたんですねー。

団体合宿用の大部屋がw。

通常15人程で利用するというその大部屋ですが、幸いそちらの部屋を家族4人の利用でも宜しいようで、それならば是非という事で、こちらでお願いしました。

宿泊当日、まずは早朝、海水浴前にこの道の駅を訪れたんですが、館山道から続く富津館山道路の鋸南保田ICで降りてから1分というアクセスの良さ。

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当日は道が空いてたので7時台に到着。
で、この後、海水浴に向かってちょっと色々あるんですが、その話はまた別の機会に。

さて、宿泊施設のチェックインは15時から。

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諸事情あって定刻にチェックイン。

で、施設内を色々と探検してみようかと。

まず最初に向かったのはかつて体育館だった部分をリノベーションした、というか建て直したっぽい?きょなん楽市という市場。

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鋸南の旬の味覚やおみやげが充実。
直売所というよりもマルシェって表現がぴったりな開放的でおしゃれな空間。
この施設内は撮影不可という事で残念ながら画像なしですが、お盆時期という事でお客さんも大勢いて店内は非常に活気がありました。
店内撮影不可という事で買った物だけ撮影。

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千葉限定発売のご当地サイダー、房総サイダーのびわ風味といちご風味。
個人的にはびわのほうが美味しかったかなー。いちごは自分には甘すぎましたw。


かつて旧校舎棟だった棟の一階部分には飲食店舗が数店舗。

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・中華料理 3年B組。


・イタリア料理 Da Pe GONZO。
浜金谷にもお店がある、ピッツァが売りのお店。


・カフェ金次郎。
ソフトクリームが美味そうだった。


・里山食堂。
宿泊施設は素泊まりなんですが、事前予約するとこちらのお店で朝食を頂く事が可。


飲食店舗はいずれも未利用なので詳細は判らないんですが、近い将来、訪れてリンクを貼りたいという願望もあるので羅列しておきます。


それに特産品などを売るお店があったり。

後は


・こどもひろば
小さいお子さんが遊べるフリースペース


・まちのコンシェルジュ
いわゆる観光案内所的なスペース。この辺りの観光の情報収集に便利。
それと宿泊者にとってのフロント的な場所でした。


・まちのギャラリー
こちらも残念ながら未訪。


その他にも、かつて放送室があった場所がロッカールームだったり。
喫煙所が校舎の裏だったりw。


二階は


・宿泊施設。

・音楽室。

・まちの縁側。

・テラス。

・里の小湯。
で構成されております。


・まちの縁側。
かつて教室のバルコニーだった部分を縁側として開放。
ただし夜間は宿泊者専用のスペースになります。

昼の顔(夕方だけど)。

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夜の顔。

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まちの縁側は土足厳禁です。
この注意書きの様に、施設内の様々な場所に書いてある注意書きが校長先生名義なのも面白いw。

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廊下は走ってはいけません、とかね。


・里の小湯(入浴施設)

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規模的には大人5、6人で洗い場は定員。
リンスインシャンプーやボディーソープがあるのも嬉しい。
部屋にタオルもあったのもそれはそれで嬉しい。
湯船は知らない人同士でその人数だとちょっと気まずい感じになっちゃうかも、のキャパ。
ちなみにパーテーションで区切られたシャワールームが一つあり、窓の外には屋外シャワーもありましたが、この外のシャワー、夏以外は確実に罰ゲームだなw。
ちなみにこのお風呂、宿泊客以外でも日帰り入浴が可です。


利用料金は 
一般 大人500円 小人250円
町民 大人300円 小人150円だそう。


なんか、こういう風に地元の人達も来やすいように価格設定が優遇されてるのはいいですよね。
宿泊客だともうちょい長いんですが、一般利用だと営業時間が11:30〜16:00までと短いので注意してください。

で、晩御飯なんですが、ちょっと遅めの昼食を受けてのお腹が減らずな状態が一家に蔓延。
なので、チェックイン前の近隣ドライブ中に立ち寄ったODOYA(オドヤ)で購入したお弁当を頂きました。


・6年2組
私達が宿泊したのは2階の音楽室寄りの大部屋、6年2組。

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HPでも紹介されている、いわばフラッグシップ的な宿泊部屋ではないかと。

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部屋にはポットと冷蔵庫があったので色々と持ち込んだ物を活用させて頂きました。

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他にはボックスティッシュと人数分のタオル。
テレビはないんですが、コンセントも、そしてWiFiも完備。
WiFiに関しては、道の駅のゲスト用のWiFi(3時間という制限あり)とは別に宿泊者用のWiFi(無制限)が。


さて、泊まってみての感想。
2階でも、特に私達が泊まった大部屋のほうは宿泊施設っていうのがまだそんなに周知されてないようで、入り口の引き戸を開けようとする人達がチェックイン時から数えて10組程。そのうち2組はこじ開けた隙間から覗きこんだりw。
入り口に使用中の札が掛けてあるのに。

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まあ、引き戸があったら開けてみたくなる気持ちも判らなくもないのでほっときましたが、この現象、一般公開が終わる5時までは仕方がないかもね。案の定5時を過ぎたらピタッと止みました。


なので、廊下や縁側から見て、2階の部屋のカーテンがかかっていたり、使用中の札がかかっていたら、中に人がいて寛いでいるって事なので、無理にこじ開けようとするのは止めましょう。


で、当たり前なんですが部屋は大変に広々した空間でした。
布団の配列をあれこれ、縦一列とかw四隅とかw色々と布団レイアウトを考えたんですが、結局無難に川の字で寝ました。

広々とした空間でしたが、空調の効きもばっちり。

で、基本、廊下側の上の窓以外はカーテン閉め切りじゃないと、部屋の中が丸見えなので、そういう閉塞感が苦手な人とかはちょっと辛いかも。まあ、開放的なのが好きな人はカーテン開けっ放しでも宜しいと思うけど(ただし丸見えですw)。



泊まった日の夜の事、ムスコがどーしても校庭の木に虫がいるかどうかを見に行きたいと申すので付き合い。振り向くと建物が綺麗にライトアップされてました。これは見れて良かった。

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駐車場には道の駅らしく車中泊をしている方々が。

で、翌朝なんですが、ムスコがどーしても校庭の木に虫がいるかどうかを見に行きたいと申すので付き合い。その時刻、6時に近い5時台だったんですが、もう庭仕事をされている人達がいてびっくり。
ご挨拶してちょっとお話したんですが、お客さんが嫌がらないように蜘蛛の巣を取り除いてたようで。
で、結局、お目当てのクワガタはいなかったんですが。


そんな感じでスタッフさんも皆、良い方達ばかりといった印象を持つのも自然な訳で。


ムスメは当初、学校に泊まるなんて嫌だなーなんて申してたんですが、いざ宿泊してみると、広々空間に泊まるという非日常感にすっかり魅了されたようで、「また泊まりたい!」って申しておりました。まあ、家族全員同じ気持ちなんですけどね。


コドモ達が喜ぶかなーと思って選んだ宿ですが、自分にとってもその非日常感が凄く楽しかったです。
我が家にとって忘れられない、楽しい夏の思い出が出来ました。
また違う季節にも是非宿泊したいですねー、今度は通常の4人部屋でw。


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