軽井沢銀座から1本入った通り沿いのお蕎麦屋さん。店舗外観は、店名が書かれた鮮やかな紫の暖簾が目立ちます。 お店に到着すると、あいにくの満席。入口脇で名前を書き、待つ事五分程で入店。 店内の様子は、喫煙席を兼ねたテラス席がテーブル3脚の12席強。店内は2階に登る階段を中心に、グルッと丸い構造で、1階部分はテーブル席のみ30席程かな〜。繁盛していたようだけど2階はどれほどの規模か判りましぇん。
メニューの一部です。
忙しそうに動き回る店員さんを捕まえ、もりそば(900円)を注文しました。
待つこと10分弱で蕎麦登場。
到着前、蕎麦は石臼挽きの十割との説明書きを拝見していて「まあ、盛りは少なめかな〜」と思ってたんですけど、到着した蕎麦は、感じの良い器に盛られ、量も想像していたよりも多めな感じ。薬味に葱、辛味大根、本山葵が付きます。
蕎麦は星の主張は控え目ながらも、ややグレーがかった色味の物。一口頂くと、端々のエッジ感を感じる位の茹で加減で、好みのコシの強さ。風味は最初のほうは印象が薄めで、食べ進めていくうちに増幅していく感じ。
つゆは鰹出汁を感じられる、甘さ、辛さが丁度中間程度の良い塩梅。カエシと出汁のバランスがいいんでしょうね。こちらもジワジワ沁みてくる感じ。
薬味、辛味大根、これがまた、山葵が不要になるくらい辛い辛い(笑)。結局半分投入で止めておきましたが、さっぱりした骨太の辛さの中に、ほんのり甘みも感じられた美味しい大根でした。あ、山葵は結局そのまま頂きましたが、こちらも美味しかったです。
食後の蕎麦湯はトロトロのポタージュに近いタイプ。出汁の風味を感じながら完飲。
お盆時期での訪問で、店内は忙しない状態が滞在中ずっと続いていて、正直落ち着いて頂ける感じではありませんでしたが、頂いたお蕎麦は想像していた以上の物でした、御馳走さま。
採点:★★★★ |
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