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東京のラーメン屋さん に参加中!

千束1丁目交差点程近く、金美館通りから1本入った路地にある、所謂「路地裏系」のラーメン屋さんです。
目印は金美館通りに設置してある黄色い看板。

 

北越 1

店舗はマンションの1階部分の間口の狭い場所にあり、割と周囲に溶け込んでいる状況。
所謂屋号の書かれた看板が無く、店頭のメニュー表記でラーメン屋さんと判るような感じ。

 

北越 9


店舗周囲にはやたらチャリンコが停まっています。

土曜のお昼時の訪問、先客は2名。
店内の様子はL字カウンター7、8席程。入口左脇にブックスペースがあり、常連さんと思しき後客さんはスポーツ新聞を手に取り着席してました。

着席してみるとちょっと違和感。カウンターが異様に高い事に気付きます。
その高さ的に、どうやってラーメンをこしらえているのかを伺うのはまず無理。
カウンター越しの丼の受け渡しも意地張って座りながら行ったら丼を頭から被るかも。

メニュー構成は
「北越らーめん(醤油)」、と「味噌らーめん」、それとそれぞれのつけ麺とつけ麺のピリ辛バージョンが主軸。
トッピングも豊富でアレンジはかなり利きそうです。

北越 7

 

連れが北越らーめん(700円)を頼んだので、味噌らーめん(750円)を選択。
メニュー表に「ライス無料」との嬉しい表記があり、そちらもお願いしました。

10分弱で丼到着。
頭から被るのは怖いので(笑)、立ち上がって受け取りました。

 

北越 5

 

麺は割と黄味の強い中太ストレート麺、茹で加減はやや固め。
スープは表層に油膜の張る、見た目的には割と普通っぽい豚骨ベースの味噌。

北越 3

具はチャーシュー、海苔、モヤシ、メンマ、葱。

麺は見た目から受ける印象よりも割と加水率の低いボソボソッとした食感の物ですが、これがほんのり粉の風味も感じられて、スープとの絡み、というか吸い上げも上々で、かなり好みの麺です。

 

北越 4

スープは到着した時に然程湯気が立っていなかったんですけど、いわば「もちもちの木」みたいな感じの熱閉じ込め系の表層の油膜な訳で、そのお陰で物凄〜く熱々のスープです。

 

北越 2

そのスープ、火傷しないように気をつけながら味わうと、出汁の主ベースであろう豚骨の主張は控え目ながらも、魚粉投入の香ばしさ、味噌ダレの奥深い甘さと表層の油膜等によるコクの深さを味わいつつ、きっちり完食。

実はこのお店、前々から気になっていて色々とリサーチをして予備知識を仕入れてからの訪問だったんですけど、正直期待以上の一杯を頂けました。
店名から連想出来る様に、店主は新潟出身らしく、新潟のラーメンといえば、の「背脂」を使った看板メニュー、「北越らーめん」を頂いた連れも、かなり気に入ったみたいでした。

 

北越 6

 

真摯な姿勢で1人でラーメンを作り続ける、それでいて腰の低い店主の接客で、たとえば丼の上げ下げとかが自然と協力的になってしまう感じの、アットホーム感が漂う店内の空気。
これからの寒い季節、心も体も温まるにはかなり向いていると思う一杯です。

北越 8


 

ら?めん 北越 ( 入谷(東京) / 醤油ラーメン )
★★★★4.0
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ら〜めん 北越 
採点:★★★★


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