尾竹橋通りの上り沿い、昨年末にオープンしたという新店。
店舗外観はベージュの外壁に真っ白で小振りな暖簾が、流石に新店という雰囲気を醸し出しています。

 

無地 8

店舗の脇に4台程の駐車スペースがあり、クルマ訪問派には助かりますね。

 

無地 9

 

引き戸の入り口を入ると右に券売機の食券方式。
店内の様子は変形L字カウンター10席程。

祝日のお昼時の訪問、先客は8割程。

つけ蕎麦(700円)を大盛り(プラス100円)でお願いしました。

到着時に、先客のロット分を作成中、更に自分達よりチョイ先の先客さんの分がまだだったので、(多分1ロット2〜3人分じゃないかと)2ロット分待つ間、辺りをキョロキョロと。

カウンターの端には開店祝のお花も飾られているような新鮮さ溢れる店内は、店舗外観同様に真新しさを感じ、白基調といった印象の清潔感が一杯。
厨房内を見渡せる位置での最初の着席だったのですが、厨房内も手入れが行き届いていて厨器ピッカピカです。

丼の到着を待つ間に、我が家と同じ家族構成の先客がお店を後にしたので、お店側の厚意でそちらに移らせて頂きました。

そんな観察タイムを経て、いよいよ丼到着。

 

無地 6

麺は中太の少しウェーブがかかったストレート麺の上に刻み海苔。
つけ汁は茶濁の豚骨魚介系。
具は刻みチャーシュー(通称コロチャー)、太メンマ、ナルト、海苔、葱。

麺はどこかで自家製という話を聞きましたが、オペレーション観察時に一袋ずつ小分けされた麺の印象からも、多分それっぽい。
麺をじっくり見てみると、蕎麦用語でいうところの「星」も垣間見える、水気多めの高加水麺。

無地 5

無地 4

見た目同様に喉越しツルツル〜な食感の麺は、腰の強さも粉の風味も感じられる、かなり実力が高い麺です。

無地 2

 

つけ汁は豚骨魚介系だと思いますが、割と魚介勝ちの比率のつけ汁です。

 

無地 3

確かに表層に魚粉と鱗粉が浮いてますし、丼の底にもキラキラ粉が沈んでいますからね〜。
そんなつけ汁、若干の柑橘系(たぶん柚子)も感じられて、非常にサッパリしております。
つけ麺ですから、比重的にラーメン(ここでは中華蕎麦という表記ですが)よりもカエシが濃いはずなんですけど、このつけ汁、そのままでも飲めるというか、カドの立っていない優しい味わいなんですよね〜。
つけ汁の底に沈むコロチャーも、トロットロの部位あり、ロースチャーみたいな歯応えありの部位もあったりで、食感の違いと味の染み込み具合を楽しめました。
もう一つのメイン具材、太メンマも自家製ですかね〜。
歯応えが丁度ツボな戻し加減で下味もしっかり利いてる美味しいメンマ。個人的なメンマランキングではベストスリーに入るかも。

食後にスープ割りをお願いしたんですけど、

 

無地 1

風味倍層な美味しいスープでした。

 

スープを投入した後、レンジで温め直すという手間をかけて貰ったスープ割りは、流石にアチチ!な訳ですが、先程よりも更に柑橘系と魚介系の風味が増し、結局全て飲み干しちゃった位の美味さ。

・接客も仕事も丁寧
・店内明るく厨房ピッカピカ
・奥さん?が美人

コレって個人的には間違いのない「アタリの法則」なんですよ。
で、このお店も例に洩れずそうだった訳で。

アクセスはやや悪い立地ですが、この高水準の味を提供していれば客足は途絶える事はないというか、行列もありえるんじゃねーの?
といった、再訪決定なお気に入りの一杯でした。

 

カウンター席のみなので、子連れ派は腿に乗せるか、自分で座れる子じゃないとちょっと厳しいかな。子供用の取り皿もちゃんとありました。

 

無地 7

 

中華蕎麦 無地 ( 西新井 / 醤油ラーメン )
★★★★4.0
powered by livedoor グルメ

採点:★★★★


blogram投票ボタン
 

上のボタンをクリックして頂けるとこのブログの元気玉がたまります。 ブログパーツ
最寄り駅:西新井 / 梅島 / 大師前
powerd by livedoor グルメ