・決勝 ドイツ×アルゼンチン
試合序盤から延長までお互いに「負けたくない」試合運びで、良いところの潰し合いの時間帯でしたが、これに関しては決勝は毎回そんな感じの試合運びですもんね。
凄く高度なレベルでの消耗戦で、このままPK戦突入もありかな…と思っていたら、ドイツが決めました。
それまでしっかり守れていたアルヘンの守備の綻びを突くようなゲッツェのゴールでドイツが先制、で、そのまま逃げ切って1対0でドイツ勝利。
ドイツとアルゼンチンの間に遺恨が生まれるような荒れたゲームではなく、クリーンに終われたのも良かったですね。
ドイツはクローゼのW杯通算得点数更新とか、南米開催での初めての欧州勢優勝とか、途中出場した選手(ゲッツェ)が決勝点を決めたのが初めてとか、今後数十年と語られていくであろう「ミネイロンの惨劇」をもたらしたとか、とにかくお土産が沢山出来た大会参加でしたね。
新しい世界王者がどんな形で徹底攻略を跳ね除けていくのかも楽しみですね。
対してアルゼンチンは、まあそうだろな、と予想してましたが、これまで同様メッシが徹底マークされてて攻撃の糸口が掴めなかったのが敗因かと。
この日はあんまり歩き回れなくて走り回ってましたからね。
ある意味メッシの為のチーム作りで、で、ここまで本人が結果を残してきて勝ち進んできたような物だから、アルゼンチンの命運が両肩にずっしり乗っかった感じの最後のFKは、もうちょい楽に蹴らせてあげたかったような。
・3決 ブラジル×オランダ
90分決着、3対0でオランダが勝利。
試合開始1分過ぎに出場停止明けのチアゴシウバがロッベンをホールディングでPK献上から既にセレソンにはイヤなムードが感じ取れました。
その後は守備を崩されての2失点。
オランダの頑張りには感心しましたが、セレソンの、特に中盤の不甲斐なさには正直ガッカリした試合でした。
勝つべきチームが勝って、負けるべきチームが負けた試合。
・大会総括
長いようでもあり短いようでもあったW杯が終わってしまいました。
熱戦に次ぐ熱戦ばかりで、ジャイアントキリングあり歴史的大敗があったりで、自身が観戦した歴代のW杯の中でも間違いなく一番の大会になりました。
主要な試合は概ね録画出来たので、たまーに引っ張り出して酒でも飲みながら観戦しようかな、と。
そうそう酒といえば、我が家的には開始時間の関係で、ライブ観戦の時にアルコールを摂取しながら観たのが1試合もなかったので、観た試合のポイントは大抵覚えてるのも珍しい感じですw。
あと、ムスコと一緒に何試合か観られたのも大きいですねー。ムスコはFIFAランクと共に、国旗にかなり感心を抱いたみたい。
基本的な生活サイクルは大きく変えてなかったので連日の早起き観戦もそんなに苦じゃなかったんですが、明日から早起きしなくていいんだと思うと、ちょっとホッとすると同時に、なんだか少し「祭りの後」的な寂しさも感じちゃったりしちゃいますよね。
なにはともあれ、この大会に携わった大会関係者の皆さん、おつかれさまでした!
そして、おやすみなさい。