みのり台駅より徒歩5分強、松戸市のラーメン街道沿いに昨年末オープンした、松戸駅近くの博多長浜系のお店の支店。
以前の店舗も「初代忠吉」というラーメン屋だったので、それの居抜き店舗かと思われます。
店舗外観は流石に真新しい看板に、馴染みのフォントの屋号が目を引きます。
ガラスの引き戸を開けて左に券売機の店内の様子は、広めの厨房を囲むようなコの字カウンター15席程。
日曜のお昼ど真ん中に訪問、先客は1家族4名。
券売機を見ると、
このお店の王道メニュー(ですよね?)、長浜ラーメンの下に、らーめん(太麺)、更につけめん(極太麺)が並ぶという、松戸のフクフクではおよそ考えられないメニューが並びます。
でも実は訪問前からこのお店、フクフクの支店ながらも太麺メニュー等を提供するのを知っていたので、訪問前からほぼ決めていた、らーめん大盛り(780円)を注文。
丼到着は、長浜ラーメンを頼んだ妻と同時提供、麺の茹で時間が違う筈なのに考えてますね。
さて、らーめん。
説明が遅れましたが、食券を渡した時に、二郎ライクに野菜の増量の有無を聞かれます。マシでお願いしました。
という野菜マシ、麺大盛り指定とも相まって、割と見応えのあるマウンテンになりました。
そんなマウンテンの構成は、モヤシ6割、キャベツ3割、ニンジン1割といった野菜加減。
他の具材は、ほぼ「しょうが焼き」といっていい、
濃い味付けがなされた豚バラ肉にキクラゲと海苔。
麺は中太のストレートで、見た目的に一番近いのは、ちゃんぽん麺。
食感は高加水とも低加水とも判断が付き兼ねる加水率で、ツルツルッとした喉越しと、固茹でだからなのか、腰の強さを感じつつ、ザクザクとした歯切れの良さを楽しめる麺でした。
ちょっと気になってお店の方に伺ったら、この麺も通常の長浜らーめんに使っている麺と同じく、田中商店グループ御用達ブランド「トリオ製麺」だそうです。
丼提供時に頂いた「薄かったらこのラーメンダレで調整して下さい」の言葉が少し物語っているんですけど、スープはタンメンか?という感じの薄めに感じる塩加減、味付け。
食べ進めていくうちに、ある意味当然なのだけれども上に載っている野菜群の水気も相まって、食べてる中盤から卓上のラーメンダレのお世話になるという塩っ気不足に。
ギリギリ豚骨を感じますが、正直、純豚骨な長浜を頭の片隅に置いていると割と拍子抜けするかも。
先に書いた様に、長浜ラーメンを頂いた妻も、松戸のお店と比較すると、やや薄い感が否めないような印象みたいでした。
純豚骨のスープで中太麺を提供すると、多分その麺とスープの絡み具合のクドさが出ちゃって、その為の薄味付け=卓上のカエシでお客さんの好みの味付けにしてください、って事なんでしょうけど、
これってよくよく考えるとちょっと投げちゃってるような…。
頂いた感想は、正直なところ、長浜系の美味しいお店で頂く別アプローチの太麺の1杯、というよりも、フツーに美味しいルックスライク二郎、といった感じでした。
コヅラー(子連れラーメン派)的には、スツールの丸イスオンリーな、やや高さを感じるカウンター席は、自力で座れる子以外は膝の上か、抱えないと危ないです。
取り皿は子供用がちゃんとあり、
写真には写っていませんが、取り皿の中に海苔が一枚、の嬉しいサービス。
更に食後には、松戸のフクフク同様、ホームランバーみたいなラクトアイスを頂きました。
とんこつらーめんフクフク
千葉県松戸市稔台7-5-18
電話番号 :不明
営業時間 11:30〜14:00 18:00〜24:00
日祝 11:30〜14:00 18:00〜22:00
定休日 不明
座席数 カウンター15席
喫煙 不可
最寄り駅 新京成電鉄「みのり台駅」 より徒歩5分程
とんこつらーめんフクフク ( みのり台 / 博多ラーメン )
★★★☆☆3.0
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