稔台駅程から徒歩10分程、県道281号、別名ラーメン街道沿いのお店。埼玉をホームグラウンドとする『まめぞう』系のお店。
以前は「イブクロミチル」という店名で営業していたんですけど、気がついたら店名変更してました(店舗の端々にその名残りがあります)。そういえば同店名の北千住店はいつの間にか撤退したみたいですね。
店舗外観は白地に店名の書かれた看板が目を引く派手な感じ。 店内の様子はテーブル席が12席程。厨房に面したL字カウンター席が8席位かな?。 メニュー構成は多分そのほとんどが豚骨醤油系のメニュー構成。
あ、サイドメニューでは餃子の注文率が異常に高かった。こちらもサービス関係があったのかな?食べなかったけど。
実は事前に全然知らなかったんですけど訪問日(元旦)のサービスとして、先着200名様にイチオシメニュー、豚玉みちる麺(860円)が、なんと半額!という嬉しい出血サービスをやっておりまして、先客は全部満席、子供2人連れなのでテーブル席が空くまで20分程待ちました。
無事テーブル席に着席、初訪ながら、やっぱり(笑)、豚玉みちる麺をお願いしました。 注文時にニンニクの量の加減を聞かれます。
普通でお願いしました。
注文した後、先客のロットの関係等で時間かかるだろうな〜、等と思いきや、意外にも10分程で到着。
そんな豚玉みちる麺。
一目見た感じはライトな二郎系といった感じ。この辺りは店内の写真入りメニューで大体想像していたんですけど、そのマウンテン具合からも、
登山はそんなに険しくなさそう。
麺は自家製と謳う、黄味がかった中太のストレート麺、茹で加減固め。
具はチャーシュー(というか豚)、味玉、メンマ、モヤシ、キャベツ、おろしニンニク。
スープは茶濁の豚骨醤油、表面には割と多めの油膜が。
麺は二郎系のゴワゴワした食感と比較すると、腰重点よりも喉越しを意識しているのか、加水率の程良いボソボソとツルツルの中間といったタイプの物。粉の風味も感じられる、美味しい麺です。
スープは所謂豚骨醤油系とか二郎系とかと比較しても、やや軽め。
只、この軽い感じは割と好みではあります。
豚醤って、出汁が強すぎると甘く感じちゃうし、弱すぎると所謂ピリピリ感がダイレクトに伝わるし。
言うなれば、老若男女に相性の良いバランスの良いスープ。
ま、豚醤系って基本、自分で好みの味にカスタマイズする物だと個人的に思うし。
丼の上に乗せられたニンニクは普通指定でも割とそれなりな量で数時間後でもその存在を感じさせる位。
なので、弱い人は少なめか無しのほうが宜しいかと。
豚は見た目よりも薄味付けの物。肉厚で、口の中でホロホロと崩れる位の柔らかさ。
野菜はモヤシがメイン。程よい量の食べ応えの盛り具合。
味玉は半熟加減が良好で薄味の物。意外に良かったのがメンマ。
下処理が良いのかシャキシャキした食感で、メンマの美味さを改めて感じられました。
頂いた感想は… 麺とスープとトッピングのバランスの良さを感じられた、纏まった一杯でした。
「二郎?、興味あるけど盛りを考えると…」
という女の人には多分相性良し。
それと、子連れにも優しいので(私達以外にも2組いた)、安心して子連れ訪問出来ます。
つーか、この内容で400円だったら悪い事書けない(笑)。
この日は元旦という事もあって、激戦区のラーメン街道といえども他店舗は軒並み正月休み。
そんな中、孤軍奮闘で営業していたオアシス。休日返上で、2人でお店を回していたスタッフも、バタバタしながらも親切丁寧な接客。
半額という大変魅力的なハプニングを差し引いても、今年最初の一杯が、このお店で良かった〜、と思えるような、ボリューミーで美味しい一杯でした。
店名:ラーメンみちる屋
最寄駅:みのり台 / 松戸新田 / 秋山
料理:ラーメン一般
評価:★★★★
用途:ファミリー