もはや足立区で一番のラーメン激戦区だと思うのは自分だけじゃないはず、の竹ノ塚エリア。
尾竹橋通り沿い、以前もラーメン店だったテナントの居抜きとして今春オープンのお店です。


しお福 1

店舗外観は以前のテナント(麺一筋)とはうって変わって木材多用のウッディな外観。
料理についての拘り書きやパーキングについての注意書き等が書かれた看板がありますが、その文字の書体から受ける印象からかウルサイ感じはしません。


しお福 2

中を見渡せるガラスの引き戸を開けた入り口右側に券売機のある食券方式。左は厨房、とその前にL字カウンター12席程。
店内は明るく清潔感がありますが、その調理法によるものなのか店内は割と割と蒸し蒸しする感じ。

日曜のお昼時の訪問、味玉わんたんめん(780円)を麺大盛り(100円)で頂きました。

注文時、麺の太さ(太麺か細麺か)を聞かれたので太麺でお願いしました。

10分程して丼到着。
ちなみに丼が到着するまでにも続々と後客が、の満席状態で、その方々の視線を背負いながらのコズラー(子連れらラーメン派)でした。

さて、味玉わんたんめん。



味玉わんたんめん

麺は黄味が強くてコシも強そうな太ちぢれ麺。
スープは色が見るからに塩味のタンメン色という感じで、ワンタンタンメンと表記したほうが想像し易いかもしれない。
具はわんたん2種がそれぞれ2個づつの計4個、豚肉、白菜、青葱、白髪葱、糸唐辛子、そしてトッピングの味玉。

まず麺は、案の定ガシガシした食感で、歯応えというか噛み応えがある強靭なコシな物。


しお福 3



印象的には、この辺のご近所でいうと同じ通りにある「らーめん 銀次」で頂いた強麺(ごうめん)が近い印象かも。
ガシガシした噛み応えですが表層は割と滑らかなので喉越しもいい感じです。

スープは見た目同様塩味なんですけど、その塩ダレの利かせ具合がじんわりと優しい感じ。
出汁は多分鳥ガラと香味野菜系なのかな?、動物系が弱めのいわばベーシックな味作りといった感じ。
味わい的な印象も益々タンメンなんですな。

ある意味メインといえるわんたんは餡が挽き肉の物と海老のすり身の物が2つづつ。
これが流石に看板メニューだけあってかなりの実力の高さ。
溶ける手前のトロトロしそう、でも持ち上げても破れない位の皮に包まれたプリップリの餡。
内容は違えど、どちらもプリップリでジューシーなんです。
個人的には肉々しさが十分伝わってきた挽き肉のほうに惹かれたかな。でも海老のほうもかなり好みの物です。
このわんたん、2個100円でプラストッピング可。次回訪問時はこのトッピング必至かも。

その他の具では軽く炒めたのかな、シャキシャキの歯応えの白菜がいい感じでした。

ある意味甘ささえ感じるような味わいの丁寧に作られたスープや、わんたんに代表されるように、総じて優しい味わいの1杯でした。

派手ではないですが、じんわり美味さが染み渡ってくる感じの1杯。
これまた割と近所の「しおの風」初期の頃の1杯を思い出しました。

かなり優しい印象のスープなので老若男女どなたでも受けそうです。
お薦め。

わんたんめんの店 しお福 ( 竹ノ塚 / ラーメン全般 )
★★★★4.0
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