カタール、ドーハで行われたリオ五輪アジア最終予選準決勝のイラク戦。
勝てば2位以内が確定し、オリンピック出場が決まるという試合。

前半
攻守が頻繁に入れ替わるというスピーディーな試合展開の中から試合は動きます。
26分、日本のカウンターから左サイドをえぐった鈴木武蔵からのグラウンダーのクロスをゴール前に詰めていた久保が足先で合わせて日本先制!
このまま前半終了かと思われた43分。
イラクの左CKを武蔵が頭でクリアしたボールは日本のゴールマウスへ。
櫛引がなんとかはじくもボールはイラク選手の頭上へ。再びボールに反応、なんとか弾き返すもまたしてもイラク選手の頭上。
ボールは無情にも日本ゴールへ。
前半はそのまま終了、試合は振り出しに戻っての折り返し。

後半
試合は前半同様、攻守が激しく入れ替わる展開から徐々に落ち着いた展開で推移。
このまま後半終了が近づき、延長に突入かなー、と思ったロスタイム。
南野の粘りからのクロスを相手GKがパンチング、そのボールを受けた原川が見事なミドルでゴールに突き刺す!
結果これが決勝点となり、そのまま試合終了。2対1で日本の勝利!
日本代表は見事リオ五輪出場権を獲得しました!

前回のイラン戦も劇場な展開だったんですが、今日の試合もかなり劇場でしたねー、選手、関係者の皆さんおめでとうございます。今日の試合もしびれました。

試合を重ねる事にチームとしてのまとまりが感じられてたリオ組ですが、今日も更にまとまって見えてましたねー。
先制点を挙げた久保、決勝点を挙げた原川は勿論評価されて然りなんですけど、個人的には決定的なピンチを招く事なく試合を締めたDF陣、それに攻撃陣の中でも特に、攻撃にも守備にも奮闘していた南野の頑張りも称えたいところです。

それにしてもドーハで行われた大事な試合でイラク相手にロスタイムでの決勝点っていうのは、あの悲劇をライブで見た世代にはなんだか運命みたいな物も感じます。

次はいよいよ決勝戦。
ここまできたら是非ともU23アジア王者のタイトルも獲得してほしいですよね。

他にも色々書きたいところなんですが、明日に備えて寝る事にします、お疲れさまでした。