※2004-11-21 東京グルメにクチコミ投稿した記事です。
当該サイト閉鎖により転載しました。


総合:★★★☆☆ 3pt

他の『がんこ』同様、威圧感のある入り口に躊躇してしまうかも知れませんが、勇気を出して扉を開けると、内装は木をふんだんに使いログハウス風の落ち着ける店内です。
がんこ系ではあまり無い様に思うテーブル席があるのもこのお店の特徴です。
私が持っている「元祖一条流がんこ」のイメージは「カウンターで注文した後は、喫煙や私語厳禁、
多少の緊張感を持ち、丼が提供されたらスープの冷めぬ内、麺の延びぬ内に平らげる」みたいな感じがありまして、
実際に私のがんこデビューのお店(10年以上前、今は無き青砥の「六代目」で当時は家元もいた)にはその様な雰囲気が漂っておりました。
最初に受けたインパクトをいまだに引きずり、他のがんこを訪問しても同じ様な心構えになってしまうのです。
その点、このお店は店主の人柄も良く、テーブル席で頂けば、友人達と味等について語りながら頂ける「がんこ」です。
色々頂きましたが、他のがんこよりも塩気薄め、でもしっかり、しょっぱ旨く頂けるお店だと思います。