本日、ガンバ大阪のホーム、万博で行われたチャンピオンシップ決勝第1戦。

試合をざっくり説明すると、前半は探り合いを兼ねた慎重な試合運びでお互いきわどいシーンがない感じで両チーム共に無得点。
後半にまずガンバ、長沢が広島のDラインのミスを突き先制ゴール。
広島も35分に浅野の右サイド突破からのシュートからの流れでドウグラスが頭で合わせて追いつく。
が、その1分後、ヤットさんのFKからのこぼれ球を今野が決めて再びガンバがリード。
このままガンバが逃げ切るかなーと思った後半ロスタイム、広島DF佐々木が頭で合わせて同点に、更に柏が勝ち越しゴールを決めて試合終了。

結果、ガンバ大阪2−3サンフレッチェ広島で広島の勝利。

ガンバは地の利を生かす事が出来ず無念の敗戦。対して広島は後半ロスタイム5分で試合を引っくり返すという地力を見せての逆転劇。

で、雑感です。
我が家はムスコがって過去に記事にもしたイベントに参加した縁もあるのでどちらかというとガンバ寄り、いや、ほぼほぼガンバの応援をしていたんですが、広島の勝利のこだわりの具現化は見事でしたね。自分達の時間帯に結果を出せるというのはやっぱり勝ちパターンを幾つも重ねてないと難しいですもんね。
ガンバは一人退場という数的不利も試合運びに影響を与えたのかなー。リードを保ったまま試合を〆る事が出来ず敗戦といった感じに見えました。

どっかで読んだんですが、Jリーグの試合が全国ネットのゴールデンで放送されるのは11年振りなんだとか。その久々のゴールデンでの放送に相応しい、スリリングさ溢れたシーソーゲームな試合展開だったんですが、ちょっと疑問に思うのがその放送の仕方。

CSをホーム&アウェイで開催するという事にほぼ触れず、事情を知らない人達にとってはこの試合で勝ったほうがJリーグ王者みたいな放送の仕方に終始してたんだけど、番組の解説としては大阪が王者になれる条件、広島が王者になれる条件(例えば得失点差うんぬん)を判り易く示すべき。

そもそも久々にゴールデンで放送する目的の一つがJの知名度とか注目度アップを目論んでいる訳なんだから、尚更判り易く、今後の展開が面白くなるよう伝えるべきですよねー、その辺りがすごく残念でした。

それにしても11年ですかー、広島の浅野(20歳)で考えると9歳の時から放送されてないって事ですからねー。
っていうか、今回ピッチに立った選手のほとんどがJリーグの選手としてゴールデン初登場って事なのかな、ヤットさん以外、あ、森崎も出てるのか。まあ、これを機会に、視聴率だけじゃない、サッカーの面白さを伝えるような番組作りを、と思うんですが、今の状態じゃちょっと難しいんでしょうねー。