※閉店しました

※2004-10-15 東京グルメにクチコミ投稿した記事です。
当該サイト閉鎖により転載しました。


総合:★★★★☆ 4pt

『がんこ』定番の外観は黒塗りの壁、バッテン型の板張り、鎖にぶら下がる牛骨、店の様子が伺い知れない閉ざされた扉等など知らない人は躊躇してしまう威圧感が有りますが、このお店は壁も茶色の板張り、中の様子も外から伺えて『がんこ』デビューには最適のお店です。
とは言え、鎖の牛骨も、バッテンもちゃんと有るし、黒塗りも看板に見受けられます。
店内は私の知る限り最小『がんこ』。L字カウンター5席のみ。厨房内のほうが広い感じがします。
壁には元祖一条流の系図があり、がんこ好きは壁際で頂く事をお勧めします。

【2004年10月15日再食】
中華そば650円を頂きました。
あっさり、中間、こってりの味付けを選べます。
(違いは背脂の量)肌寒さも手伝ってこってりにしました。麺は他のがんこ同様、固茹でされた黄色の中細ちぢれ麺。
スープは半透明の醤油スープの表面に張る様に背脂が浮いている。
他のがんこと比較すると若干しょっぱさ薄めという感じですが、がんこ特有の「しょっぱ旨い」が十分堪能できるものです。
上に乗る具は5ミリ厚のチャーシューが2枚、メンマ、葱、それと最近珍しいナルトが入っています。
店主はナルトにこだわりと言うか、思い入れがあるようで、以前屋号の由来をお聞きしたところ、ナルトの渦巻き模様の「『の』の字」と「旨い」の『まい』を合体させた造語だそうです。
お聞きするまで私の周りは皆、珍しい苗字だと思っていました。
チャーシューはやや甘めに味付けされ、箸休めと言うか、スープ休めに丁度いい。メンマはごく普通だが、このスープには本当に相性が良いです。
しょっぱ旨く頂けた一杯でした。
メニューは他につけそば650円、トッピング 味付玉子100円 海苔100円 チャーシュー200円 大盛100円があります。
堀切菖蒲園も近年、『二郎』、『天照』、そして此処『がんこ』等の新規出店、さらに昔から在る『弁慶』とそれぞれ個性のあるお店があります。
お近くにおいでの際にはぜひお立ち寄り下さい。