8e2d32d549688a41-o

長浜豚骨の人気店『田中商店』が浅草の雷門そばに2003年に出店した2号店扱いのお店。
本日(2005年2月12日)17時前に訪問。カウンター10席程、円卓のテーブル席12席の店内のBGMは80年代のユーロビート。デッド・オア・アライブその他が流れてました。 先客は2組3名、中華そば650円を頂きました。   麺は中太ほんの少しちぢれのあるほぼストレート麺、茹で加減は普通、ツルッとした食感の物。スープは豚骨と魚介のWスープの茶濁醤油。比重も同じ位でどちらも前面に出すぎずバランスが良い物です。具はチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、万能葱。卓上に辛子高菜の壺が有りましたが、今回は完全デフォで投入せず。スープは熱過ぎず、ぬる過ぎずで適温、ただし食べるのが遅い方はぬるく感じるかも?という位の温度です。

頂いた感想は今だ根強い人気のある豚骨+魚介で連想される青葉インスパイア系に近いと感じました。
具の構成といい、スープの温度&味といい。店主の目指す所は違う物と思いますが。『田中商店』と言えば長浜豚骨の最大の武器、豚臭いワイルドさが売りだと思うのですが、このお店は豚骨の良さを残しつつ非常に洗練された印象を受けました。色々書きましたが実際に頂いている最中は心の中で「旨い旨い!」を連発して、先客を追い越す程の完杯でした(笑)。
完成度も高く、接客も良いのに客の入りが芳しくないのは浅草という土地柄の特殊性なのかも。なんせ他所で人気の高い『光麺』、『ティーヌン』も早期撤退した位ですから。でもあのBGMは変えた方がいいかも。私は昔が偲べて楽しいけど。次回訪問時はつけそば&味玉食べよーっと。

★4