8月15日(金)
この日はとある目的地に向けて環七内回りをひた走る。
ガラガラな環七、ついついアクセルを踏みがちになりそうになるんだけど、要所要所に白バイが潜んでいるのもお盆時期の都内の日常なのであります。
で、ナビの誘導に大人しく従いつつ走らせる事小一時間。
着いた目的地は杉並区上荻にある杉並アニメーションミュージアムという場所(公式HPはコチラ)。
割と重厚で歴史感じる建物で、ちょっとイメージが違ってたんだけど、外壁にあるレリーフがかろうじてそれっぽさを醸し出してます。
で、入り口を入ると更に違和感。
なんとなく厳かな雰囲気漂う建物内は、どうやら結婚式も挙げられるらしい。
というか、結婚式場の建物内にミュージアムが存在しているのか。
まあ、そんな疑問はさておき、エレベーターでミュージアムのある3階へ。
3階に止まりエレベーターの扉が開くと、エントランスで抱いた歴史感じるイメージは吹っ飛び、明るいフロアに。
開いた目の前がインフォメーションコーナーで、そこでやんわりと説明を受けて、フロアを一巡してみます。
日本のアニメの歴史から、アニメの原理の展示などをフムフム言いながら巡ります。
その傍らにはアニメーターや監督さんの作業机を再現したコーナーもあって、その中には自分の人生に多大なる影響を受けた富野由悠季監督のブースもあったりね。
カラオケでデュエット!…っぽく見えますが、アフレコの体験中です。
ムスコのほうは、まだ読めない漢字もあって、台詞が追いつかなくてアウアウなってたんですがw
ムスメのほうは意外とマトモに出来てたりね(ザ・親バカ)。
これはかなり気に入ってたみたいで、何度もチャレンジしてました。で、館を後にする時にも「最後の一回」を申し出てきました。
次はアニメの作画体験。
ライトテーブルを使ったトレースとか、オリジナルのアニメの作画とか、PCで体験出来るアニメ製作とか。
自分は昔やってた仕事で、死ぬほどライトテーブルに向かってたので(月の残業100時間超とか)見るのもイヤな位なんですけどw、コドモ達は楽しげに作業してました。
作業をする席に余裕があったので、妻もオリジナルのアニメの作画をやってました。
自分は昔、小学校の頃に体験したアニメ教室で、自分の才能の無さに気付いて、で、パラパラマンガを描くのもイヤな位なんですけど、妻は楽しげに作業してました。
で、描き終えたアニメをスタッフさんに、専用のPCにスキャンしてもらって映像化して貰えるという。
他にも別フロアにアニメの上映室があったり、個別のブースで漫画読んだりアニメのDVD観れたり出来ちゃうライブラリーがあったりと。
天井にラストシューティング発見。
奇しくもこの日は終戦記念日。
最後に、特筆すべきはココの施設が無料だっていう事。
アニメが好きな人だったら数時間は余裕で過ごせちゃう居心地の良さなんじゃないかな、と。
ミュージアムって性質上、あんまり騒がしくせずにいられるお子様が望ましいと思いますがw、お子様連れでもかなり楽しめるスペースだと思います。
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