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日本代表 に参加中!
個人的にブラジルW杯での日本代表を見てて色々と思った事考えた事をつらつらと書き連ねていた物をまとめておきます。

まず最初に、自分たちのサッカーって何?って事を考えてみました。

敗戦後の選手のインタビューで皆、口を揃えて言っていた「自分たちのサッカーが…」って言葉。

自分たちのサッカーっていうのは即ち日本代表のサッカーという事で、じゃあ日本代表のサッカーってどんなの?って聞かれると、たぶんこういう事に集約されると思う。


・全体をコンパクトにまとめ、高い位置からプレスをかけて相手を自由にさせない。
・相手エリア内でパスを回しながらチャンスを待ち、一気に攻撃する。
・ボール奪取されたらすぐに奪い返してそこから攻撃する。


他にも色々あると思いますが、とりあえずこれで宜しいですかね?ではこれで話を進めます。


なんで自分たちのサッカーが通用しなかったのか?その原因を自分なりに考えてみました。


・コートジボワール戦

対戦前にコートジボワールのサッカーの印象を「フィジカルと個々の能力を活かしたアフリカンサッカー」をやってくると思ってて、確かにそれは間違いじゃなかったんですが、
実際にはそれプラスかなり組織だったサッカーをしてきたのがまずビックリした。

とはいえ先制したのは日本。
あの本田のゴールはホントに素晴らしいゴールでしたね。あれでいける!って思ったんですが、結果的に日本の見せ場はあれがピークでしたね。

相手はその組織とフィジカルで日本の攻撃の起点、左サイドを徹底的に押し込んできて、で、香川と長友の縦の関係が下がっての守備対応に多くの時間を割く事になって、下がった左サイドに同調するように日本チーム全体が下がって、高い位置からのプレスが効かなくなった。
コートジボワールで大迫が消えていたって感じたのはこの時間帯。大迫は高い位置で張っているというかプレス対応をしていたんだけど、これは大迫の判断が正しかった。
ホントはこの時に後方からのロングパスを受けるシーンが何回かあったらコートジボワールの守備対応も違ってきたかもしれないんだけど。

ドログバ登場で場の空気が変わり、左サイドを崩され同じようなパターンでの短い時間での2失点。

コートジボワールは遠藤交代に合わせた感じでドログバを投入した感じにも見えましたが、日本を徹底的に研究してきたんでしょうね。

で、終盤のパワープレー。色々言われてましたが今になって思うとあの判断もアリだったんじゃないかと。
なにがなんでも同点更には逆転しないとって気持ちがアレに繋がったんでしょうしね。
パワープレーが問題じゃなくて、やぶれかぶれのパワープレーをしなきゃいけない状況になったのが問題。


・ギリシャ戦

ブログにサクッと雑感を書いたので簡潔にします。
上記コートジボワール戦のところでパワープレーはアリと書きましたが、この試合ではナシだったんじゃないかと。
数的優位で「日本のパスワーク」というボディブローがジワジワ効き出していた時間帯には、PA内での空中戦よりも足元で受けてたほうがゴールが近かったのでは?と今でも思います。


・コロンビア戦

これまたブログにサクッと雑感を書いたので簡潔にします。
選手が口を揃えて言う「自分たちのサッカー」、それがGL3試合の中では一番出せた試合じゃないかと思います。
頑張ったけど、でも、それでも相手のサッカーのほうが上だったのを痛感させられました。


という訳で以上のような理由が主で自分たちのサッカーを出せなかった結果、GL敗退に終わった我らが日本代表のブラジルW杯の戦績。
「逆戻りだ逆戻りだ」という声も多く見受けられますが個人的には「前に進んでいたんだけど今回は発揮出来なかった」んじゃないかと思ってます。

自分たちのサッカーが出来なかった理由としては様々な要因があると思います。

たとえば、
・ブラジルの高温多湿という気候とか雨とか
・そんな高温多湿の試合会場とキャンプ地イトゥの快適気候との温度差とか
・そのキャンプ地と試合会場の移動距離1000km以上あったとか
・選手個々のコンディション調整とか
・対戦国のスカウティング(分析)不足だったとか
・ピッチの凸凹があんまり好きじゃないとか
・W杯の舞台という事で普段より緊張しちゃったとか
・采配が上手くいかなかったとかハマらなかったとか
・交代が上手くいかなかったとかハマらなかったとか
・自分たちのサッカーが出来なかったとか


普段は出来るのに(出来ていた感じだったのに)本番に弱かった。
W杯本番、特に大事な初戦に合わせて持ってくるべきピークをそこに持ってこれなかったんじゃないかと思います。

全ての敗因をJFAはしっかりとスカウティングして、そして「してはならない失敗例」として記録に残していってほしい。
日本は昨年の同じ6月のブラジルの気候で行われたコンフェデ参加、しかもクロウトなサッカー眼を持つブラジルの皆さんから賞賛されるサッカーを展開出来てたという、他国に比べて大きなアドバンテージがあっての大敗だったのだから。

たぶんこの時のコンフェデのイタリア戦とかが、選手みんなが言う「自分たちのサッカー」を具体的に実践出来てる試合なんでしょうな。
確かに「取られたら取り返す」って展開のサッカーは見ていて面白いんですが、それだと試合巧者な国相手には勝てませんよね。
「どうやったら勝てるのか、どうやったら勝ち越せるのか、勝ち越したらどういう風に試合を終わらせるか」
そういう試合を歴史的に散々重ねてきているんだから、強国の経験値は日本のはるか上をいっている訳で。

で、その経験値の差はどうやって埋めるかというと、これってサッカーじゃなくても勝負事だったら大低当てはまるんですけど、まず対戦前に相手の情報を仕入れて弱点を徹底的に探す訳で、で、弱点が見つかったらそこを徹底的に突く攻撃をする。

今回のグループCではコートジボワールにそれを実践されて、で、負けた訳です。

ましてやW杯での対戦相手って、フレンドリーマッチとはスイッチ切り替えて国の威信をかけて必死に勝ちにきてる訳だから。
自分たちのサッカーを実践するのもいいけど、W杯本番で披露するというかそのスタイルを貫くには、まだちょっと時期尚早だった感じがします。
アジア王者だけど世界的にはまだまだ格下扱いの挑戦者なんだから、相手を徹底リサーチした上で、相手の攻撃を全力で受け止めたり、いなしたりしながらチャンスをモノにしていかないと
中々結果に結びつかないと思うんですよね。

サッカーって相手との力量の差があればあるほど我慢の時間帯が続く時もあるし、責めあぐねる時間帯もある。
組織が間延びする時もあるし、決定力に欠ける時間帯もある。
どんな強国でもそういう時間はあるんで(たとえブラジルでも)、そういう部分もサッカーの面白さでもあるんですけどね。

その時間帯をどう凌ぐかも含めたスタイルの確立として、自分たちのサッカー=日本代表のサッカーがあるべきなんですよね。

選手や現場のスタッフはサッカーのプロですから、そんなのは百も承知だと思います。
なので「自分たちのサッカー」って発言を揃えたのはむしろ、TVの視聴者や各メディア側に向けた「日本代表はまだまだ結束力高いよ」ってアピールだったんじゃないかと。
(チームがバラバラになった)ドイツW杯の時の状況に似てるんですが、って記者から質問されてたら余計にね、そういう風にアピールするでしょうし。

言葉が一人歩きした感もありますが、自分も「自分たちのサッカーってなんだろ?」って考える、良いきっかけになりました。


今回のGLで一番印象に残ったのがオランダ対スペインなんですけど、あの試合もオランダがスペインのストロングポイントを徹底的に潰した上で自分たちのサッカーを展開出来たから試合をモノに出来たんですよね。
前回大会のファイナルで敗れた悔しさを晴らしたいが故の結果だと思うんですが、やっぱり戦術もそうですが、個の勝ちたいって気持ちも凄く目立った試合でした。
(この両国が次回対戦する時、スペインがどういう対策を練って、で、オランダを攻略する事が出来るかが非常に楽しみでもあります)。

今回の結果を踏まえて、自分たちのサッカーは通用しない、じゃあ次はまたガラッと変えるのか?みたいな話もありますが、個人的には現状を継承しつつ、攻撃のオプションを付け足せるサッカーにしていって欲しい。
来年のアジアカップに間に合わないようなシステム変更はしないほうが無難。
強国から学ぶべきところは学んで吸収できるところはしっかり吸収していってほしい。


なんかもうちょっとこう、何とか出来たんじゃないかな、という気持ちを残してGLで敗退した事は大変残念ですが、この大会に挑む日本代表を本気で応援していた人達は、更に上を目指すためにも、この時に味わったくやしさ、喪失感、失望感、無力感は忘れちゃいけない大事な感情だと思います。

とりあえず思ったの事の一部分をこうして書いた訳ですが、惨敗を喫した今回のW杯の敗因を数多くの人が関心持って取り上げて、で、ダメなところはダメ!って書くなり、声出ししてってほしいと思います。
で、JFAもそういう声をちゃんと拾っていって欲しいと切に願います。


最後に、選手や監督、スタッフやその他関係者の皆さんおつかれさまでした。