盛岡に「福田パン」って名の、それこそ盛岡のソウルフードとまで言われるらしい有名なパン屋さんがあるらしいんだけど。
で、そのパンの味に惚れ込んだこのお店の店主が、そのお店監修という触れ込みで今年の4月に葛飾区亀有にオープンさせたのが「吉田パン」。

お世辞抜きで4月〜5月の亀有の飲食事情の話題の中心はこのお店だった。
そんぐらいのフィーバーぶり。

実はこのお店、オープン前から知ってたんですけど、店頭を伺うと常に行列が出来てて。
で、行列が出来てなかったと思ったら品切れだったりで、たぶん10回位振られてたお店。

オープンして一ヶ月経った今日、ようやく購入してまいりました。

時刻は2時過ぎ、店頭で待つスタッフさんに迎えられ、店内に入ると先客1組さん。
店内の流れは対面販売で、右端で注文して左端で会計。
扱うパンはコッペパンのみ。
冷蔵のガラスケースにはそのコッペパンに入れる中身が入っていて、それぞれの好みを指定。
感覚的にはサブウェイっていうよりもホブソンズとかのアイス屋さんのほうが近いか。

選んだのはスパゲティナポリタン(250円)と、コドモ達にとクッキー&バニラ(170円)。


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入店してからお店を後にするまで、たぶん5分かからなかったですが、注文を受けてから中身を盛って包装、会計の流れは確かに手間がかかりそうです。

さて、スパゲティナポリタン。

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コッペパンは全部共通だと思うんですがそのコッペパン、手にした印象は割とズッシリした重量感。
中身が違っても同じ印象を持ったので、つまりコッペパン自体に小麦粉がぎっしり詰まってるっていう感じなんです。
なので食感的にも、エアリーな印象は控えめで割とカッチリした印象というか、外皮の割と固めな焼き上がりと相まって、非常に歯応えのあるコッペパンなんですね。
そういうぎっしり感だから、コッペパンの小麦の香りとかを感じられて、で、コッペパンは美味しかったんですが。


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スパゲティナポリタンは作る工程を見学してなかったんでよく判らなかったんですけど、冷蔵してあるナポリタンを常温のコッペパンに挟んだ物を提供でして。
ナポリタンはミックスベジタブル的な野菜も入る、まあ普通に美味い感じの具なんですけど、コッペパンとの馴染みが弱いというか、ないというか。


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これは好みの問題なんですけど、スパとかコロッケとかのドッグ系って、パンのほうにも具のソースが時間経過によって、しっとり染み渡って、で、柔らかい生地が更にシナシナになった部分の美味さっていうのが好きなんですよね、個人的には。

でも、此処のはそういう感じではないんですよね、コッペにも具にもカッチリとした別体感があって、お互い手に手を取り合ってないというか。
レンジでチン!とかしたら、また良い方向に変化するかもしれませんが、お手軽度は変っちゃいますもんね。



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ちなみに、コドモ達&妻が食べたクッキー&バニラ、こちらは「美味い!美味い!」とみんな大絶賛のアイテムだったんで、やっぱ、具の相性的な物なんでしょうねー。
しっとりしたクリーム系とかマーガリンとかのほうが合うのも判る気がします。

作り置きしないで出来立ての味を提供するという、

このお店のスタンスはいいねぇ。

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今回はスパゲティナポリタンに絞った評価で★3つですが、近いうち他のアイテムを試してみます。
コドモ達にも早くも再食をせがまれているので。

吉田パンサンドイッチ / 亀有駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

吉田パン ( / パン )
★★★☆☆3.0
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