昨晩見た後書こうと思ったんですが眠いのとイライラするのとで、フテ寝してましたw。

そんな、日本時間の昨夜行われたW杯アジア最終予選、アウェイのヨルダン戦。
引き分けてもW杯の出場が確定する試合でしたが、試合結果は1−2での敗戦。
という事で、出場決定は次戦、ホームのオーストラリア戦まで持ち越しという事に。

再び世界最速出場決定を狙っていた訳ですが、そんなに甘くないですね。

さて試合。
君が代斉唱の時にブーイングが起きる、中東の、そういうアウェイの空気感。
前回の対戦時、ホームでサイタマの悲劇(6対0)を味あわせた相手という事もあって、試合の入りから正直なところ楽観視しながら観戦してたんですが、
序々に怪しくなる雲行き、回らないボール。
前半のアディショナルタイムは1分、その1分でやられてしまった。
CKからの失点、ちょっと集中切らしてたね。

後半、試合の入りから日本が主導権を握ろうとするも、15分、またもヨルダンにやられる。
ゴートクがインターセプトされて、そのまま右サイドを突破され、ズルズルとPA内に。
で、打たれて失点、日本、2点のビハインド。

そのおよそ10分後、出し手「清武」と受け手「香川」の、それぞれがそれぞれらしい連携で、香川のゴールが生まれる。
更ににその数分後、ウッチーがPA内で倒されてPKをゲット。

これを蹴るのはヤット。
だけど相手GKの横っ跳びに阻まれる。
実際、ここが一番の同点機だったね。

その後はゴートクに代えて駒野をインしたり、清武に代えて乾をインしたりしたものの、その効果は弱く、そのまま試合終了。

で、雑感です。

この試合で一番マズかったのは2失点目のシーン。
ハーフウェイライン付近でゴートクがインターセプトされたボールを右サイド、ドリブルで持ち込まれたんですけど、その時の吉田の対応が…。
PA内に進入される前に削るか、外に追い込む守備をすべきなのに、ズルズルとボールを見て下がる、というか、相手のスピードに付いて行くのがやっとというか。

ウチの代表のCBが、あんな抜かれ方をするなんて、かなりショックなシーンでした。

DFに関してはウッチーもそう。2人共、1対1で負けてるシーンが多々目に付きました。

ハーフウェイライン付近からドリブルで突破を試みるような変則的なプレーヤーには、その対応も後手後手に回ってしまうのかもしれませんが、まずは1対1で勝てないと。
で、勝てなかったらせめて遅らせる守備をしないと。
で、抜かれちゃったら、その際のマークの受け渡しを明確にしておかないと。

守備頑張らないと勝てる試合も勝てないよ。

対して攻撃。
解説の松木かゴンのどちらかが言ってた事だけど、フィニッシュに結びつくように綺麗にやり過ぎてる、って感じがそのまんま。
で、目立って右サイドからの攻撃起点が多い。思い切ったサイドチェンジとか、途中交代のハーフナーとか乾の持ち味を生かすような事もなし。
香川トップ下起用がアレコレ言われてますが、やっぱドルトムントと代表は違いますもんね…。

本田長友不在にしてもそう。居ないん人間の事アレコレ言っても仕方ないでしょ。

まあ、攻撃に関してはそんなに悪い感じはしませんでした、良くもないけど。
スコア的には格下といえどアウェイで1点取れた訳ですし。


試合が終わった後のヨルダンの選手の首切りパフォーマンス(親指を自分の首に向けて横に動かす)に、物凄く怒りを露亜にしてましたね、ザッケローニ監督。
怒るのも無理ないと思います、同情しますよ。
相手国家斉唱時のブーイングとか再三の日本選手へのレーザーポインタ照射とかも含め、全部じゃないけど中東諸国はフェアプレー精神が追いついてないですよね。
勝つためには何してもいいって考え、こういうのをマリーシアとは言わない。

その一方、試合前に危惧されてた「中東の笛」は拍子抜けするほどまともだった。
だからこそ余計に勝ちたかったんですけどねー。

こういう試合雑感て、ブログ開設当初は
「あの場面はこういう風に見てたんだけどどう?」
「やっぱりあそこはそういう風に見えたよねー」
とか、答え合わせ的な感じで、近い考え方を持ってる人のブログとトラックバックの遣り取りをしていたんだけれども、近年はそういう風潮(TB)が無くなってきたので、只の備忘録になってます。
そんなの何年も書いてると「ヨルダン」ってキーワードでも割と書いてるんですよねw。
たいていスッキリしてない書き方でw。
次の対戦はアジアカップか何か判りませんが、この時の気持ちも含めてチンチンにして欲しいですね。
そうそう、ヨルダンと対戦が残ってる国にもチンチンにして欲しいですねw。