昨年の3月11日に起きた未曾有の大震災から、今日で早くも1年と2ヶ月が経ちました。

月命日といえる毎月11日に自戒の念を込めるという意味でも、震災関連の記事を書き続けていて、各メディアの伝え方にも注視しているんですが。
今日、目にした震災関連の報道は、やっぱりそんなに多くはない状態ですね。


先日、連休中にテレビで見たニュースの中に、震災被害に遭った宮城県石巻市の石ノ森萬画館(漫画家の故・石ノ森章太郎の記念館)が、
現在も停電状態が続く館内を、訪れた人達が懐中電灯片手に展示品を見て回るというイベントの様子を映していたんですね。
イメージとしてはこんな感じ

このニュース見てて、単純に「たくましいな〜」と思ったんですよ。

真っ暗の中を懐中電灯片手に館内を進み、ちょっとビビリつつも、でも、大好きな仮面ライダー1号とか見れて、「楽しかった!」ってインタビューに答えてたチビッ子達も、その保護者さん達も。

そして、停電の状態を逆手に取って、ちょっとスリリングな感じを抱かせるような館内ツアーに昇華させた、この企画の立案者をはじめとするスタッフさん達全ても。


その後、気になってこの件をチョコチョコと調べてみたんですけど、どうやらこの企画の発端は、
今年6月から始める修繕工事を前にして、全国にいる萬画館のファンに施設の現状を知ってもらう為らしいんですね。

で、その修繕工事なんですが、これがどーも様々な問題を抱えているみたいで…。

たとえばこういう記事とか。
石ノ森萬画館の改修に7億5千万円投入、76%が反対


で、あくまでもウチのブログの個人的意見なんですけど、修繕工事は、訪れる方々が怪我をする恐れのある箇所のみの修繕に留めて、照明もそんなに明るくしなくてもいいかと。

震災以後、私の住んでる東京都足立区、葛飾区周辺でも、各自治体が可及的速やかに工事をしてくれたお陰で、その痕跡を見つけるほうが難しい状態なんですけど。
でも、全部再構築させるよりも、使用に問題がなければ残す事も必要なんじゃないの?と思ってるんですよね。

だって、忘れちゃうでしょ。目にしてないと。

普段から目に付くところ、それこそトラウマとかを呼び起こすような場所とか、直さないと危険が及ぶ場所は改善が必要だけど、そうじゃない場所は、そんなに慌ててやらなくてもいいんじゃないの?って思ってます。


これまた個人的な、そして勝手な意見なんですけど、今年の連休に石ノ森萬画館に訪れた人達みたいに、そんな感じで、暗闇の中、手持ちの懐中電灯で照らし出された仮面ライダーにちょっとビビるムスコの顔が見てみたいと思いました。

被災前から知っていた施設ですが、いつかこの施設、行ってみたいです。


どうか、運営する側の方々、地元の方々、双方ともに出来るだけ不満の残らない、「おとしどころ」が最良の結果に落ち着く事を願ってます。