醤油らーめん 「要るか?」
と聞かれたら
どんな一杯でも「要る」と答えたいと思ってますが、コチラの店名はたぶん、ソッチじゃなくて、アッチ(ドルフィン)のほう。
竹ノ塚駅から徒歩1、2分、西口の大踏切脇のエミエルタワーの裏手、今年の3月ににオープンしたという新店。
店舗外観はちょっと居抜き感が出てますが、やっぱり新店という雰囲気を醸し出しています。
そんな店内の様子はL字カウンター10席程。
祝日の狭間の平日のお昼時に訪問、先客はなし。
メニュー構成は、看板の表記通り、醤油味のみのメニュー。
主軸はラーメン(650円)と、超濃厚つけめん(700円)の2本柱で、それぞれ、
150円ダウンの「素〜」と、150円アップの「チャーシュー〜」の設定が。
ラーメンをお願いしました。
到着を待つ間に店内をチラ見。
店内は、開店してから2ヶ月弱なので、さすがに真新しさを感じますが、随所に清潔感が漂っている空間なのは、その理由だけではないでしょう。
入り口脇に、たぶんオープン記念の贈花がいくつか在ったんですが、その贈り主の名が何気に足立区に所縁のある格闘家、「アレクサンダー大塚」。
実は訪問前にアレコレ余所様のブログを拝見させて貰ってたんですが、オープン当時の贈花のお名前も、いろんな業種の方々からで、
「いったい店主さん何者なんだろ?」
という感じがしてたんですが、アレクの名を見て益々判らなくなってきました。まあ、掘り下げませんけどね。
そんな観察タイムを経て、いよいよ丼到着。
黒いお盆に載って到着した丼からも、清潔感を感じます。
そんなラーメン。
麺は中細の少しウェーブがかかったストレート麺。
スープはいわゆる淡麗系のすっきり醤油。
具はチャーシュー、太メンマ、ナルト、海苔、葱、カイワレ、柚子皮。
麺はどこかでカネジン製という話を聞いた、白っぽくて、ちょっと低加水感からなる、ザクザクッとした歯切れの良さを感じる物。茹で加減やや硬め。
ワタクシ個人のスキルだと、伊藤@王子神谷の麺に近いかな。
メニューを見てみると麺量は150gあるらしい。茹で前か茹で後か判らないですが、確かにちょっと多く感じるかも。
スープは見た感じ通りのすっきりした後味。ガラとかの動物系よりも魚介系、特に節の主張を感じられる物。
看板通り、カエシ(醤油ダレ)の存在感を感じつつも、出汁の美味さを感じます。
具材もどれも丁重に下処理をされた感が漂うものばかり。
個人的にはチャーシューと太メンマが好き。
チャーシュー、脂身もそれなりのロースチャーシューは食べ応えのある肉厚な物、味付けも好み。
メンマ、ザクザクした歯応えと、スープを邪魔しない下味の良品。
飲み口あっさりとしながらもコクというか引っかかりがあって、それに柚子皮の柑橘系がもたらすサッパリとしたアクセントもあり。
後引くのも致し方ない美味さの一杯でした。
同じ足立区内でいえば、『中華蕎麦 無地』の中華蕎麦が、麺とか具の構成、スープの感じが近いと思います。
竹ノ塚って町は区内でも有数のラーメン激戦区なんですが、「激戦区は高レベルなお店を呼び込む」の通説通り、またしても高レベルなお店がやってきました。
超濃厚を謳う「つけ麺」はどうなのか?、「素」の実力はどうなのか?
色々と興味をそそる要素があるお店。
そのうち再訪してきます。
醤油らーめん いるか ( 竹ノ塚 / 醤油ラーメン )
★★★★☆4.0
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