未曾有の大震災発生後の各企業のCM。

直接的な表現ではないけれど、よく考えてみると、被災地東北に向けた物と思われるCMが多々ありますが、コチラもその1つ。

今月の中頃からオンエアされている日清カップヌードルのCMだ。

ガンダム1

オフィシャルのコンセプトはこうだ。

〜以下、オフィシャルサイトから引用〜

今年、発売40周年を迎えるカップヌードル。
世界初のカップめんとして、1971年9月18日に衝撃的なデビューを果たして以来、「お湯さえあれば、いつでも、どこでも」をキャッチフレーズに、世界中に広がり、日本が誇るブランドの代表選手として、多くのみなさまに愛され続けています。
また、今回出演しているガンダムは、日本が世界に誇れるジャパニメーションであり、COOL JAPANそのものだと思います。
今回のCMでは、日本人の想像力・エネルギーが作りあげたカップヌードルとガンダムで、見ている人の心に勇気や情熱を沸かしたいと考えました。
ジャパンブランドのピンチが叫ばれる今、世界初のカップめんとして、日本が生んだ世界的ブランド・カップヌードルを通して、ガンダムにしか贈れないエールをカタチにしました。


そしてオフィシャルのストーリー説明。

地面に動く巨大な影。
それは全高18mのガンダムが立ちあがる姿だった。
やかんを片手に朝日が昇る広い空の下に佇むガンダム。
まるで息を吹き込まれたような凛々しい表情と、エネルギッシュなザ・クロマニヨンズのテーマソングで
「BOIL JAPAN.」というメッセージを力強く伝えます。



という説明を踏まえて、いざ映像を。

オフィシャルのムービー


YOUTUBEで観る



モデルのベースはそのルックスから察するに、2年前のちょうど今頃、お台場の地に立っていた原寸大のガンダムでしょう。
それをベースに一連の立ち上がるシーンをCGで描いたと思われますが、映像技術の進歩って凄いですよね〜。

もしくは2年前から、夜な夜なこっそり内部構造を製作し続けていて、ホントに動かしてるとか。

そんな2年前、そういえば未練がましく公開終了した後のガンダムを見に行った時の撤収作業の画像がPCの片隅に残ってました。


2009_09221月1日 0042


左に建つのが足の部分の基礎で、右側に写るのが肩と腕の部分ですね。
こんな状態からわずか2年であそこまで動かす…。
技術力のバンダイのする事だから判りませんよw。



さて、そんなCMを最初に見たときの衝撃は物凄かった。
リピートで見ても未だに鳥肌モノです。


憶測ですが多分、このCMの製作責任者はファースト世代なんだろうと思う。そして、凄くガンダムが好きなんだろうと思う。
効果音、モーション、カメラワーク等など、ガンダムの起動を完璧に表現しまくっているし、ザ・クロマニヨンズの曲の歌詞内容と映像が見事にシンクロしてます。

自分なりの解釈なんですけど、劇中の「朝日が昇る広い空の下」という設定は、ライジング・サン(蘇る日本)という意味と共に、サンライズ(ガンダムのアニメの制作会社)という意味もあるのではないかと。

「BOIL JAPAN」ってキャッチコピーは、先のオフイシャルのコンセプトの文中にもありますが、勇気や情熱を沸かすって意味みたいなんですけど、実際にこれ見て、かなり多くのファーストチルドレンならぬファースト世代の心が沸いたんではないでしょうか。

このCM、昨年だったら、ただ単に「ガンダムカッケー!」で終わってしまったかもしれませんが、震災以後の今のタイミングで放映している、その意味は物凄く大きな物になりました。


カップヌードルのCMはいつも、センスの良さを感じさせる物であるけれども、今回のこのCMは、自分にとってダントツに印象の強いCMになりました。



ガンダム2



やっぱ一生モノだわ、ガンダム。

そしてファースト世代、沸かし続けていかないとね。