3月11日に起きた未曾有の大震災から、今日で早くも4ヵ月。
震災当時、被災地とカウントされましたが現在は支援地、こちら東京都足立・葛飾区界隈からの赤裸々な現状。
スーパー、コンビニの品揃え、震災前と同等に回復。
タバコは相変わらず品薄なんですかね〜?よく判りません。
アルコールも震災前と同等に回復、各社の新製品も並んでいます。
ガソリンスタンドは静けさを取り戻しています。ちなみにリッター130円台後半から140円台半ばで推移。
節電意識。
私の住んでいる足立区は、東京都23区でも数少ない計画停電実施エリアだったという事で、個人商店から始まり大手スーパー、コンビニ、外食チェーン等、軒並み計画停電実施時と同じような節電方法(蛍光灯の間引き点灯とか取り外し、消灯等)を継続しています。
なので夜にクルマで走っていても、街灯とかも点いていない状態に目が慣れてきました。
消えて思うんですけど、今までが随分と明る過ぎたんですよね、世の中。
って事を震災から2ヶ月経った時の記事に書いたんですけど、ここの辺りはその状態(節電モード)と変わらずの状態で推移。
照明はその状態でも個人的には可だし、世間的にもそれでオッケーという感じですが、気温上昇に伴っての冷房使用。
これは致し方のないところでしょう。
なんとか工夫をして乗り切りたいところですが、あまり無理しても…という感じです。
その節電意識にちょっと関連する話なんですけど、我が家って、節電するしないに関わらず、夏場でもそんなにエアコン使わないんですよ。
その理由のひとつは、私も妻もエアコン嫌いって単純明快な理由なんですけど、今年の暑さは流石にツライ…。
そういう訳で我が家のメイン冷房、扇風機を増設すべく日曜早朝に足立区内の家電量販店いったんですけど、扇風機、もはや機種選択が出来ないくらいの品薄状態な訳で。
察するに、エアコンの冷風の循環用とか、エアコン止めてメイン冷房にしたりでフルに活用しているんですよね、扇風機を。
被災地での扇風機不足を耳にした事があるので、その点ではチョイ申し訳なく思いますが、少なくともウチのご近所さんを見る限り「みんなで我慢しあってこの厳しい夏を乗り切ろう!」って、
多くの人達が頑張っています、ホントに。
テレビの報道の機会。
昨日の午前中、三陸沖を震源として大きな地震があり、それに伴い津波注意報が発令されたんですけど、皆さん知ってました?
あいにく私、テレビ消している状態で、スマホもその地震に関する情報を送ってこなかったんですが、コドモと共に我が家の2階にいたので、その揺れには久々にビビリました。
で、強い揺れの後、津波注意報が発令されたんですがそれを報じていたのはNHKだけだったとか。
まあ、その時もテレビを活用しなかったので何処がどうとかの詳細は判らずですが、TBS「サンデージャポン」。
生放送にも関わらずそのソースは一切報じなかったと、某所の炎上で初めて知りました。
言い方は非常に悪いですが、民放の「旬が過ぎたら…」な体質というか番組作り。
ちょっと平和ボケしちゃってるんじゃないっすか?全然平和じゃないのに。
東日本大震災関連、発生から4ヶ月経過したという事で、被災地の様子は正直なところ、どこかのタレントが慰問したとかの話題が上らないと、あまり放送されません。
福島第一原発の情報についてもそう。
かつては望まずとも目に飛び込んでいた被災地や原発関連の情報も、今や、望んで、ネットでようやくその情報に辿りつく、そんな状態になりました。
放射性物質。
被災地復旧や復興を願ってやまないのも勿論本心なんですけど、今一番注視しているのが家族への被ばく量。
かねてから心配していましたが、区役所の放射線量測定で、ムスメの通う小学校のお砂場の測定値が基準値を大幅に超える数値を叩き出したので、砂を全部入れ替えるそうです。
目に見えないものだから正しい知識を…、なんて思っているんですが、その知識を得るたびに不安に駆られてます。
あの未曾有の大震災から4ヵ月経過した今の東京。
かつてあらゆる物がからっぽだった棚には再びギッシリと並ぶ商品。
その一方で、かつて置いてあった場所から姿を消した募金箱。
人の記憶って、割と都合よく出来ているから。
自分の立場がそうじゃなかったら、その分関心が薄れるのも早いから。
そういう自分も、どちらかと言うと忘れっぽいタイプだから。
自分が継続して関心を持ち続けるように書いていきます、11日に。
コメント
コメント一覧 (2)
被災地のテレビ映像本当に減りましたね。テレビのクルーはそこそこ現地には入っている様なので、現地ローカルでは放送しても、こちらでは放送不要ってことでしょうね。
私の息子も通う足立区某小学校で現在山田町の子供たちに向けてビデオレターを作成しています。
これって、私がお願いした事ではないんですよ。4月に鯉のぼりにメッセージをお願いした後、子供たち(代表委員会)の間から、もっと被災地にできることをやろうと決まったらしいんです。
予定では各家庭から文房具を集める計画もしていたのですが、山田町では文房具はすでに沢山あり、お断りをしている状況との事でしたので、うちわにメッセージを書いて送ることに。
無地のうちわを提供していただける企業も見つかり、全校生徒がメッセージを書き込んだそうです。
14日にビデオレター集会が体育館で予定されており、全校生徒がメッセージ入りのうちわを持って、さだまさしの名曲「道化師のソネット」を合唱し、その映像をビデオレターの最後に納めるそうです。
そのビデオレターは山田町の子供向けのイベントでプロジェクターで放映され、そこでうちわも配られることになっています。
「子供たちから子供たちへ」そんな活動が広がりを見せると、平和ボケをし始めた大人たちの心にも警鐘を鳴らすことができるんですけどね。
テレビの報道のありかたも中々に難しいところがあるんでしょうけど、下手したら命に関わる注意報はやっぱ疎かにしちゃいけないですよね〜、特にこれからの行楽シーズンを前にして。
ところで、息子さんの通う小学校での自発的な行動、とっても立派な事ですね!。
更に「ウチワ」という実も伴なっているのも、単なる一方通行ではなく、真に被災地の子供達の事を思いやっての考えなんですよね、いや〜、素晴らしいです!