最近の週末、私が知らず知らずのうちに醸し出している、翌日休みゆえの開放感からくる「外食しちゃってもいいかも…」という気分というものを、なんとなくですが理解し出してきたウチの子達。

ムスメのかかっている病院に一家総出で出かけた時の帰宅の際に丁度、「東京は夜の7時」だった訳ですよ。
そんな訳で当然、腹減らしていたウチの子達&妻。

そうなると流れ的に(外食、それもラーメン食べさせろ…)という念が車内に充満してくる訳で。
(仕方ねえな…)という感じでクルマをお店方面に走らせると、ウチの子達に揚がる歓声。
「外食=イベント」
その考えが当てはまらないお宅も沢山あると思いますが、我が家ではそのスタンスにしておきたいんですな、出来る限り。
そして、折角食べるんだったら美味いモン食べたい。

という訳で、ここ行けば絶対間違いないだろう、というご近所タウン、亀有へ。

訪れたのは久々利用のラーメン輝(LV4)。

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意外にも、といったら失礼だな、初めての店内満席。
で、10分程店頭で待ち。

初めて店頭のベンチに座り、正面に目を落とすと、(こりゃシロウト仕事じゃないな…)と察するに容易い、このお店の拘り書きとメニューが書かれたポスターが。

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そういえば、このお店の軒先に程近いリリオの入り口にも、割と目立つ宣伝がされていたな〜。
あくまでも個人的な印象なんですけど、知名度というか、お店の存在っていうか所在が知れ渡れば、ラーメン激戦区、亀有でも上位に食い込む実力があると思ってるんで、こういう宣伝が実ればいいですね〜。

そんな待ちの時間の間、先のポスター内のメニューを見ていて、注文をほぼ決めていたんですけど、

対面に座っていた妻とムスメが、

「冷やし中華、始めました〜♪」とAMEMIYA風に、歌ったんですわ。

AMEMIYA

ムスコを膝に抱きかかえたまま、妻とムスメの視線の先を追うと、
私の後ろの壁、つまり入り口脇の場所に、こんなネタ元が。

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この言葉の裏に幾多のドラマを感じた、っつーのは勿論ウソですが、冷やし中華ネタ、

「え〜?、今更〜?」

と言われる前に1回はやっとくべきじゃないかとブロガー的に思ったり、やっぱ中華冷やし冷やし食べないと「夏、始めました」という気分にならなかったり。
まあ、そんな、メニュー変更の言い訳を考えるには十分な待ち時間があった訳で。

という訳で「冷やし中華」(680円)のボタンをポチリ。
店員さんに「冷やし中華も大盛りできますか?」と聞いたら「大丈夫です」との返答だったので「大盛り」の食券(100円)も。

そんな冷やし中華、およそ10分程で目の前に到着。

最初の見た目の印象なんですけど、余所のラーメン専門店の冷やしメニューって、割とアレンジ効かせたりするじゃないですか。
珍しい食材使ったり。

でもね〜、ここのヒヤチュウ、直球勝負なんですよ。

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普通に冷やし中華ってイメージした物が、目の前にあるんです。


もうちょっと寄ってみましょうか。

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ちょっと違うのは、他店みたいな平皿じゃなくて、ココの通常の丼、ちょっと底が深い丼で提供しているという程度。

そんな当たり前のヒヤチュウ。
麺は、このお店の代名詞のひとつ、ご存知「西山製麺」の中細ちぢれ麺。
その上に乗る具は細切りチャーシュー、錦糸卵、キュウリ、紅生姜。
その更に上には軽ーく白胡麻がまぶしてあって、丼の縁には辛子。

到着時にはスープの所在が伺えなかったんですけど、麺を持ち上げるとその存在が明らかに。
見た目からして醤油を利かせた感が伝わります。

早速頂くと、スープは見た目通りの醤油ベース、それに酸味を利かせた物。
っつーか、ホントにこれ、ど真ん中の冷やし中華のスープじゃん!。
まあ、このお店らしく、多分このスープも無化調なんでしょうね〜。店内のこの商品のPOPには「そのままで飲み干せるスープです」的な事を書いてありましたが、確かにそうしても(飲み干しても)ドギツイ感じは残らないような感じです。ちなみに私は飲み干しませんでしたが。

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そのスープにはキューブ状の氷が数個沈められて、冷たさキープに寄与しています。

そして、恐らくこの一杯の最大の売りであろう(と感じた)麺。

通常の冷やし中華って、どちらかといえばツルツルとした喉越し重視で、コシの強さにあまり重きを置いてないような気がするんですけど、ココのは、喉越しツルツル〜をキープしながらも、ものすごく強靭なコシを誇っております。

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温かいメニューでも十分に伝わる、ココの西山麺のコシの強さが、水に〆られた事によって更に倍増しているに違いありません。
だって、麺の歯切れがとても進まないんですもん。

という訳で、噛むのを半ば諦め、ほぼ啜りオンリーで文字通りの喉越しの良さを味わいました。
念のため、これってマイナスな意見じゃなくて、むしろ逆。
大好きな製麺会社の麺で、ど真ん中な冷やし中華を頂いたのは、かなり新鮮な体験となりました。

食べ終えた後、「やっぱ温かいメニューにしとけば…」と、ちょっと後悔した部分もありましたが(この日はぎりぎり20度越える位の気温だった)、西山麺を使った正統派の冷やし中華、これからの季節の選択肢に加えても、決して損ではないと思います。


ラーメン 輝 ( 亀有 / ラーメン全般 )
★★★★4.0
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このブログ2回目の登場、帰り道の階段の途中の亀。

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なんかいつもより明るい照明の下だったんですけど、こんな顔してたんですね。