あえて今、書きたくなったんですが


個人的に旧東京グルメ〜現ライブドアグルメを通じての「男の中の男」ならぬ「★5の中の★5」なラーメン屋、それがこのお店なんですわ



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初めて訪れた時の印象はそんなでもなかったんです



だけど、このお店の大ファンの当時の会社の先輩との昼食に付き合っている内に、いつの間にか「その魅力」にハマリ、「月2」がやがて「週1」に、そしてその熱中度は「日2(1日2食)」を試みて、先代(故人)に「ウチのは(塩分濃いから)1日2杯食べちゃダメだよ!」とやんわり入店拒否されるまでにエスカレート。


あれから20年(きみまろ調で)。

この土地(六本木)勤務を離れた現在、流石に訪問ペースは3ヶ月に1回から半年に1回と段々に減ってきて、今年は遂に「年1」になってしまいましたが、それでもその求心力というか中毒性は全くもって薄れません。

このお店の凄いところは、初めて訪れた時から変わったのが、

・先代から2代目へのお店の受け渡し
・2代目の奥さんが引っ込んでしまった事(ある意味この人が天鳳の武勇伝の象徴だった)
・数字で注文システムが廃止(名残りで135(イチサンゴ)というメニュー表記は現存)
・上記の頃からラーメンムックを含む雑誌の取材拒否をしだした
・ぐい飲みの瓶ビールが廃盤により代替商品(小瓶ビール)に変更
・店員さんにやたら東南アジア色を感じる様になった
・おやっさんのユニフォームがやたら野球の中日っぽくなった
・塩ラーメンを作るようになった
・メニューが軒並み10円程の値上げ(ラーメン700円、大盛り850円になってた)
・ランチタイムの「めし」提供やめちゃった?(不確か)
・ギョーザ提供休止中

等の細かいマイナーチェンジ程度に留まっている事で、実質お店としての大きな変化はないと思われる点なんです。


これって20年の長きスパンで考えたら実質大きな変化じゃないですよね?
(他に変わっている点もあると思いますが)


その中で先日訪れた時、上記羅列の

「塩ラーメンを作るようになった」

を、子供たちをダシに実践してまいりました。

このお店「醤油」、「味噌」、「塩」と味付け3種あるんですけど、塩注文はご法度だった、というか勝手にそう思い込んでいた訳なんですけど。
もう時効と思われるので書きますが、以前は「塩」を頼もうとしていたお客さんに対し、

(なに塩とか言ってんの?ウチは「醤油」と「味噌」が売りなんだからソッチを頼んでよ!)

というスタンスだったので、塩のオーダーが中々通らなかった訳ですよ、一時期。

そういう遣り取りを幾度も見てたら、そりゃ〜多少は興味が沸いても「イチサンゴ」や「めんばり」を差し置いて「塩」を頼むという選択肢はなかった訳です。

そんな塩、子供達の取り分けという名目で初めて頼んでみました。



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お味は、お店側が「醤油」と「味噌」を強く推していたのが判る位に、
「悪くないけど褒めどころもあまりない」ベーシックな★3の味付けでしたw。


一方めんばり大盛り(裏注文の葱多め含む)。



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本物の飴よりも飴らしいという形容がぴったりなんじゃねーかな?、と思える特注西山麺の飴色、ゴワゴワ感は相変わらず。




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出汁よりも完全な濃厚醤油のカエシ勝ちでショッパーなスープも相変わらず。
先のエピソードで先代が述べているように、この店のスープは他店に比べ割と塩分含有量は多め。
それでも、飲み干したくなるんですよ。

1日の塩分バランスを考えて、此処のスープを飲み干す為に他の食事で塩ッ気ゼロな味付けになる事になっても、コチラを優先する位のハマリ具合。

飲食レポに相応しい表記か判りませんが、他に例えようがないのであえてそのまま書きます。

そうです、いわゆる病み付き、若しくは中毒なんです、ここのスープ。
これ(めんばり)よりも先に頂くようになっていた煙草のほうは然程障害なくサクッと止められたんですが、コチラは到底無理。
だって神様よりも大好きな1杯なんですもん。

 

天鳳 六本木店 ( 乃木坂 / ラーメン全般 )
★★★★★5.0
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