今朝方行われたスペイン対オランダの南アW杯ファイナル。
補足的な記事をちょっと掘り下げて書こうと思ったんですけど、すいません睡魔に勝てません…。
明日以降にでも書こうと思ったんですが、明日以降は既に書く気を失っている気もするし、W杯期間中、随分と滞った飲食ネタやその他の記事を書くかもしれないし…。
という訳でまたも手短に。
それにしてもイニエスタ、アンダーシャツのメッセージ、その時は判らずでしたが、こんなメッセージ内容だったとは。
「男らしさ」って、こういう事をいうんだな。
前回のドイツW杯のファイナルは、ジダンの退場劇でどこかモヤモヤした結末でしたが、今回のファイナルの結果は、非常にすんなり受け入れる事が出来ました。フェアプレー賞受賞も納得でした。改めておめでとうスペイン。
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コメント一覧 (3)
http://www.elpais.com/articulo/deportes/memoria/Daniel/Jarque/elpdepfutmunart/20100712elpepudep_23/Tes
「ダニエル・ハルケの思い出
イニエスタ、スペインサッカー史上最も重要なゴールを、昨夏亡くなったエスパニョールのキャプテンに捧げる
最初は2007年8月のアントニオ・プエルタだった。そして同じ月の8日――ただしそれは2009年だったが――ダニエル・ハルケにも起こった。1983年バルセロナ生まれのエスパニョールのCBでキャプテンは心臓発作で不慮の死を遂げた。彼はイタリアのコベルチアーノでのプレシーズンキャンプ最中で、ホテルの部屋に滞在中だった。彼の命を救う方法はなかった。人生初のキャプテンに任命されたばかりで、リヴァプールを相手とする、カタルーニャの新スタジアムでのプレシーズンマッチに挑むという栄誉に与ることが出来ただけだった。(続く)
「12歳からエスパニョールとつながりを持ってきた彼の死はスペインサッカー界を悲しませた。2002年にレクレアティーボ相手に一部リーグデビューを飾り、2006年の国王杯で優勝し、翌年のUEFA杯の準優勝チームとなった。彼の心臓はなんの前兆も示さないまま止まってしまった。あらゆる健康診断でも彼の心臓の欠陥は見つからなかったにも関わらず。
彼は心臓発作で死んだ最初の選手ではなかった。カメルーンのマルク・フォエ、リスボンのミクロス・フェーエル、セビージャのアントニオ・プエルタはピッチの上で息絶えた。ハルケはホテルの部屋で一人だけで孤独に亡くなったが、しかし彼の死はイニエスタに、インナーシャツにハルケへのメッセージを書き込むことを迷いなく決断させるほどの大きな傷跡を残した。「ダニ・ハルケはいつも俺達と共に」。彼の悲しき死のほぼ一年後に、バルサの天才プレーヤーは、スペインサッカー史上最も重要なゴールをエスパニョールのDFに捧げた。彼の思い出を忘れさせないためのもっとも崇高な方法で。」
長文失礼しました。
長文の和訳お疲れさまです。
この記事関連をググっても、WEB上ではほぼ横一列な内容だったので、大変貴重な情報、ありがとう。
プエルタの件もダニ・ハルケの件も知っていたんですが、イニエスタとダニ・ハルケがそこまでの親交だったとは、全く露知らずの状態でした。
ロナ君が訳してくれた記事文中にもある通りスペインにとって重要なゴールと共に、志半ばで倒れた選手達の思い出も、スペイン国民のみならず世界中の人々の胸に響いた事でしょう。
残念ながら日本のTVではこの話題を全く見かけませんが、変に伸助の番組とかで「お涙ちょうだい」的な脚色をされるのならば、知りたい人だけ知ってればいーかな、とも思います。
ユーロの時もそうだっただろうけど、今回の結果が代表を更なる高みへ、そして、私とかにはちょっと難しい問題を抱えてるスペインという国を「一枚岩」に近づけたと思ってます。