南千住駅より徒歩2、3分。
小学校の校庭が見渡せるロケーションにその店はある。

そのお店の名はパワーブレンドTANAKA。

そう、皆さんご存知、店主の念波でたこ焼きの味を自由に変化させるお店なのだ。

え、ご存知ない?っつーか、「何言ってんだコイツ?」的な扱いしないでくださいな、私もソチラ側ですからw。

 

ちょっと話を戻すと、このお店訪問の数日前、私の妻がいつものご近所の井戸端会議の流れで、
「南千住にどーも凄いたこ焼き屋があるらしいよ」
との話題になったらしく、その話を振られた私。
そーいえば以前TVか雑誌か何かで紹介されていたのを見た事があって、なんとなく記憶の片隅にあったのだけれども、正直忘れてたお店。

で、妻が先日、井戸端会議仲間の奥さん連中とからかい半分でオープン直後に訪問してきたみたいなんですけど、これがまた揃いも揃って見事に洗脳されたみたいでw、4人が4人共に「確かに味が変わった!」なんて言うんです。

たこ焼きの味の変化もそうなんですけど、もっと驚いたらしいのが、店内で売っている缶のサイダー。
これも劇的に変化させるらしく、その飲む人のフルネームを呟いて店主が缶に向かって指パッチンすると、なんとその人のイメージの味になるらしく、これがいかにもその人の個性にピッタリな味で一同は大層盛り上がったそうな。


(それって思い込みなんじゃねーの?)


なんて咄嗟に思ったんですけど、その場では勿論言えません。
だってその4人に囲まれて力説されるの目に見えてましたもん。

という訳で、とある日。
我が家の3時のオヤツという名目でたこ焼きを頂きに。
あわよくば店内で俺味のサイダーも頂きたいところですが、あいにくの先客が。


店頭



という訳でテイクアウトで利用しました。

たこ焼き(8個)400円のところ、子供連れだったので子供割引き適用でマイナス20円の380円。
半分を「あっさり」、半分を「クリーミー」で指パッチンして貰いました。


パワー


ちゃんとマジックで書いてあるw。


ちなみに後客は、先日放送のTV番組を見てきました的な方々が行列作りました。

自宅に到着、違いを感じる為、玉を交互に頂く事に。


たま



まずは「クリーミー」から。

一口齧ると、外側はそんなに固くないカリフワ、中の生地は流石にトロットロ〜なクリーミー加減。
確かな出汁加減も感じられるトロトロの生地の中には、かなり大粒なタコがデデンと鎮座。
う、美味〜い!
これって元々、パワーブレンドしなくてもかなり実力の高いたこ焼きだと思います。

ん、ちょっと待てよ?
パワーブレンドしたからこんなに美味しくなったのか?

という訳で、先のクリーミーの記憶が残るうちに「あっさり」を。

一口齧ると、外側はそんなに固くないカリフワ、中の生地は流石にトロットロ〜なクリーミー加減。
確かな出汁加減も感じられるトロトロの生地の中には、かなり大粒なタコがデデンと鎮座。
う、美味〜い!
これって元々、パワーブレンドしなくてもかなり実力の高いたこ焼きだと思います。


ん、ちょっと待てよ?
これってさっきのクリーミーと同じじゃねーの?


という感想なんですけど、一緒に食べた妻は、
「持ち帰りだからちょっと判り難いけど、やっぱり「クリーミー」と「あっさり」で全然違う味になってるよ!」と力説。
それに同調するように2人の子供も「そうだ違う、違う」と言い出す始末(コッチは絶対判ってないw)。

そんな、いつの間にか、
「(これ感じ取れないの?)判ってないなぁ〜」感の集中砲火を浴びた私、そんなに鈍感?。
悔しいので今度はイートインで劇的に味の変わるたこ焼きを、俺味のサイダーで流し込んできますね。


パワーブレンドTANAKA ( 南千住 / たこ焼き )
★★★★4.0
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