およそ9ヵ月振り、という事で「もりや」から「いっき」へ店名変更してから初めての訪問です。
日曜日のお昼時に訪問、先客で満席状態。
3分程待ちテーブル席に着席して様子を伺うとw、厨房とホールの男性店員さん2名は以前から馴染みのある方で、厨房にひとり女性店員さんが増えてました。
その他、店名変更以外にも若干のマイナーチェンジは見受けられるも、店舗内装、メニュー構成共に店名変わったからフルモデルチェンジ、というような大きな変更はない模様。
という訳で、卓上にはいつもの3連星(紅ショウガ、白ゴマ、辛子高菜)が。
そんな訳でラーメンをハリガネで注文しました。あ、あとご飯を。
到着した丼のフェイスを見ての感想は、かつて味わった「もりや」のそれとかなり酷似しているな〜といった感じ。
まずは麺を一口頂くと、ハリガネ指定らしさを感じる適正な歯応えと、粉の風味が仄かに伝わってくる感じの麺です。
個人的な印象では以前から使用の麺と同じ様な印象を持ちました。
さて、スープ。
これが凄いんですよ。
何が凄いかって、これ、正しく「もりや」の味、そのまんまなんですよ。
え?だって、只店名変更しただけじゃないの?
と素朴な疑問を抱いた貴兄に軽く説明。
詳しい説明は話題がブレるので端折りますが、今まで屋号と同じ名前でメインで厨房に立ちスープを見ていた人が、このお店を辞めたのが、そもそもの店名変更のきっかけなんですが、その当時、補佐的にスープを見ていた人が現在このお店のチーフのポジションにいる訳なんですけど、その人のこさえたスープ、臭みを出さないように丁寧に炊き出したであろう純豚骨のコク深さが、先に書いた、かつてメインだった人の作る1杯と比較してもなんら遜色ないんですよ。
この厨房の人が今も八柱のトンコツマイスターを師と仰いでいるかどうか判りませんが、作っている味はアレンジを加える事なく正しき豚骨道を継承していると感じました。
実のところ、正直訪問前には少し不安があったんですよ。
それは同じ経路を辿った竹ノ塚の「もりや」から店名変更、営業再スタートした「みすず(現在は閉店)」に訪問した時のスープが、どうにもマズ…、いや、口に合わなかった印象が残っていたもので。
そんな不安感は杞憂に終わりました。
替え玉は、コナ(粉落とし)→コナの都合2回のコールにもレスポンスよく、
と、心配しちゃう位の到着時間の早さ。
(あ、勿論ちゃんと粉落ちてました)。
私達が訪問した後も後客が続々と、の常に満席状態も、納得の豚骨の出来具合、オペレーションの優秀さ。
以前から思っていたんですが、ここのホールの男性店員さんのオペレーションは無駄のない高レベルな物で、いつも心地よくして頂けます。
店名変更から早半年、といっても実際にスープを見ていたのは守谷氏が竹ノ塚に移った昨年4月以降からと、1年近くなる訳で(合間に「みすず」の店主もいましたが)。
店名は変われど、相変わらずガチガチな豚骨を提供しているお店でした。
コヅラー的には以前と変わらない、アンパンマンの取り皿に海苔を一枚の嬉しいサービス。
テーブル席が都合3脚あるんで、ベビーカー連れにも優しい配置なんですけど、ちょっと気になった点をひとつ…。
隣のテーブル席の先客に、ラーメンの到着前、替え玉の到着待ちの間、食べ終えた後の全てに、煙草に火を点けるという愚行を犯すバカチンな男2人組がいたんですけど、
回転率とかも考えたら(結局後から訪問の我が家の方が先に店を後にした)、せめてランチタイムは禁煙にしてもいいかな、と。
博多長浜らーめん いっき ( 谷在家 / 博多ラーメン )
★★★★★5.0
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採点:★★★★★ |
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コメント
コメント一覧 (2)
いやいや、やっと行かれましたね!
高評価でなによりです。
自分こそ、スグ再訪するといいながら今になっちゃいましたが、
これから夏にかけて濃度が落ちるのか否か、正念場だと思いますので、
暑くなるまでに今度こそ再訪しようと思います。
こちらこそTBしたにも関わらず、足跡を残せず申し訳なかったです。
ホントは本文中に店主さんの記事のリンクをしたかったんですが、自分の力量不足で、それも上手く侭ならずの状態だった訳でして。
という訳で「いっき」。前身の「もりや」に続きSyさんの記事に後押しされての訪問な訳でしたが、期待に十分応えてくれたド豚骨でした!。