最寄駅は総武線の小岩駅、いわゆる江戸川区で1、2を争うラーメン激戦区なんですけど、そんな駅周辺の雑踏から少し外れた徒歩10分エリア、奥戸街道沿いに先月(2009年8月)オープンの新店。

店主ジョニー氏はこの地(江戸川区)のお隣の千葉県市川市の有名店『葫』出身、その後これまた強引にほぼお隣っぽい足立区北綾瀬の『波』で、お手伝い勤務を経ての、この地での独立開業。

店舗外観は扉のない開放的なオープンフェイス。

 

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入口左脇に券売機の食券方式。

 

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その脇にはプチサラダバーみたいなスペースもあり。

さて店内は、その扉の無さ具合から、ラーメン店というよりも、どちらかというと神奈川県の海の家といった感じ。


木造りが基調の店舗内装、客席は、全部繋がっているロングなテーブル席が15人強、カウンター席が7人位。

日曜のお昼過ぎに訪問、先客は5割程。

バリバリラーメンしょうゆ味(580円)とかえ玉(100円)を頂きました。

ラーメンの到着を待つ間、券売機の斜め右上にある大型モニターでは私も好きな映画「ワイルドスピード」が放映されていて自ずとテンションが上がります(笑)。

10分程で丼到着。

 

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麺は博多長浜ラーメンにも転用出来そうな、低加水の極細麺。これ、浅草開化楼製らしい。
スープは見た感じ割と濃そうな茶濁の濃厚豚骨系。
具はシンプルにチャーシュー1枚と万能葱。

スープに麺とチャーシューが基本スタイルという事で、『伊藤』みたいな潔さを感じる丼ですが、麺を啜っていくと、そのアプローチがなんとなく判るような気がします。

 

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麺は低加水っぽくボソボソッとした食感と思いきや、歯切れも良い喉越しツルツルーな物。
腰は普通ですがスープとの絡みも良好で美味しい麺です。
これは自分のスキルの問題ですけど、良い意味で開化楼らしさを感じない麺。

スープは豚骨丸鶏、各種野菜が主ベースとの触れ込みですが、飲んでみると豚・鶏の動物系は割と主張抑え目、感じるのは野菜、それもトマト(あくまでも感覚的ね)とか、セロリ(これも感覚的)の香味野菜系がドッチャリ感じる重厚さと、スープの表層に浮かぶ揚げ葫の香ばしさ。
で、どんどん飲み進めても優しいんですよ。私の2才の息子も止められない止まらない位にグビグビ飲んでました。

 

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唯一といっていい具のチャーシューは『波』に負けず劣らずのトロットロに柔らかく味が染み染みの美味しい物。

子供達への取り分けを考えて「かえ玉」をお願いしたんですけど、その麺の下には嬉しいプレゼントが。
これ、デフォなのかプレゼントなのか判らないので伏せときますが、もしもプレゼントだったらこの場を借りて御礼申し上げます。

 

 

今年の春先の『波』訪問時に、厨房内での主な仕事はオーダーを聞き、丼提供とアルコールメニュー提供、それにつけ麺の麺を水で〆てる作業しか記憶にないジョニー氏(ザ・失礼)。

持ち前の饒舌振りで『あのお兄さんのラーメン食べたい!』と、実際は角田氏(波の店主)作製のラーメンを、暫く強請る位にウチのムスメの子供ごころもロックオン。

そんなジョニー氏が独立、テナントを探していると聞いたのが今年の5月位。で、あれよあれよと話が進んだらしく、めでたく今年の8月に新規オープン。


ここで謝っておきます、ごめんなさい。

『波』でのお手伝い時代の見た目の印象なんですけど、あの、持って生まれたんであろう豪腕と呼んでも差し支えない極太のゴツイ腕で、あんなにも繊細なラーメンが作れるなんて思いもしませんでした。
それで、食べてる最中もとどまる事をしらないフリートーク。
通常だったらかなり迷惑がられるんでしょうけど、それをそう感じさせないのは彼のキャラの持ち味だったんでしょうね。

この日のジョニー氏は厨房内でラーメン作りに翻弄、という状態で、ほぼ絡めなかったのが残念だったんですけど、多分、夜のバータイム、のカウンター席が1番、彼の持ち味が発揮される場所なんじゃないんでしょうかね(笑)。

今の勢いそのまま、ガンガン波に乗っていって欲しいお店だと思います。



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