本当ならば今日は別の記事(またも麺ネタですが)を挙げようと予定していたんですけど、まさに昨晩、
かなりショッキングな出来事に遭遇してきたので取り急ぎ、緊急特記事でそちらを挙げようと思います。

 


9月4日(金)

家族の夏休みがとっくに明けたといっても、まだまだダルさの残る9月の最初の週末の金曜日。
会社から帰宅しても、家の中がなんとなく外出気分というか、外で食べようという雰囲気が漂っているので、「あ〜、はいはい」と車を竹ノ塚方面に走らせる。
(本当はもうチョイ駆け引きとかあるんですけど、ココの部分で引っ張っても正直面白くないので)。

そう、向かった先は、たま〜に不定期になるけど、月イチの訪問ペースを続けている唯一のお店、
『博多長浜らーめん もりや』@竹ノ塚なのです。

という訳で、車を走らせる事20分弱、近くのリパークへ車を入れ、目的のお店へ向かう。

道すがら思うのは、
(先日臨休で振られて田中商店行ったな〜、あの時のタナショウも美味かったけど、やっぱ俺はもりや派だからな〜)。

等と、既に豚骨食べたいモードに突入、で、ハードルは先月に食べた「もりや」とこの間食べたタナショウ。
訪問する度に、このような期待に応えてくれた「もりや」。

 

だけど、この日は少し勝手が違っていた…。

 

パーキングから子供をダッコしつつ徒歩1分くらいで、既に見慣れつつある店頭に到着する間際に、初めて見る、かなりふくよかな体型をしている、店員さんと思われる女性がお店の外に出てきた。

(あんな人いたっけ?、そーいやオープン直後にいた女性店員さんも最近見かけないしな…)

等と咄嗟に想像していたところ、隣にいた妻が少し驚いた口調で一言呟いた。


「ねえ、これ屋号違うよ…。」

 

!?…。


その看板を見た時に、本気で一瞬、訳判らなくなった。

 

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我が家的にはお馴染みの青い看板の上に、いかにも「後貼りしました」という感の伝わる、

 

「みすず」

 

という文字が。

2009_09041月1日 0017


(以前の店舗写真はコチラから。)


訳の判らないままとりあえず入店。
店内の最初の印象はそんなに変わらないが、厨房に立っているのはお馴染みの店主、守谷さんではなく、かつて守谷さんが竹ノ塚店を立ち上げた時に
加賀の厨房のセンターに入っていて、その後、竹ノ塚店で守谷さんのサブ的存在だった、割とふくよかな体型の人だ。

見たことない若い男性スタッフが主にホール担当、それに先に書いた女性スタッフ。


とりあえず先客がいなかったので、我が家定番のテーブル席に腰を下ろし、店内をキョロキョロ。
すると、最初の異変にすぐさま気付く。

「もりや」は元々、店内に豚骨臭が強く漂うお店ではなかったけれども、この日は特にそのアロマが消えていた。

そう、新メニュー、「おでん」の存在で。


本場を彷彿とさせる為か、新メニューの短冊(他にガツ刺しだのウーロンハイだの書いてあったな…)の先頭には、このおでんが。
「おでん」の赤ちょうちんの下、レジの脇のカウンター上でグツグツと煮込まれているおでんの匂いが、豚骨臭よりも強いんですよ。
その匂いが魅力なのか、私らは注文しなかったのですが、他のテーブルでは割と頼む方がいましたね。

で、話をちょっと戻し、らーめんをハリガネ指定で注文。

5分程で丼到着。

 

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届いた丼は、具の構成は同じなれど、やっぱりというか当然というか、スープが違うんですよね〜。
まだ半分(というかほとんど)パニックになっている頭で一所懸命、処理能力を上げて考えても、作り手が違えば全然別物になるのがラーメンという食べ物、それが只でさえブレがある豚骨ともなれば致し方ない部分もあるでしょう。

正直、頑張っていると思います。

でも、豚骨出汁の乳化具合とか、表層の油の比率とか、カエシの加減とか、やっぱりトータルで考えると、バリハマったもりやの一杯は文句なしの★5なんですけど、
今日頂いた一杯は★3と★4の間という感じ。

これは好みの部分かも知れませんが、まず丼到着時から思ったんですけど、表層の油分が多い、というか多すぎ。

 

2009_09041月1日 0013

豚骨のパワー不足、コクをこれで補おうという狙いかも知れませが、コレ、逆効果かも。
食べ進めるうちにクドくなってくるので、替玉も積極的に進まず、結局この日は1玉に留まる。

 

2009_09041月1日 0014

 

頭の中に様々な疑問符を抱きながら食べていると、後客が続々と。
仕事帰りに飲みメインの方々とか、多分営業再開を待ち望んでいた近隣の人達など、満席に近い形になった。
皮肉な事に、過去に訪問した中で一番の店内盛況振り。

という訳で、色々と詳しい事情を聞きたかったんですけど、お店の人達のオペレーションも一杯一杯の様子でお店を後にする。
この時点で判ったのは、


・店名が「もりや」から「みすず」へ。

・長らく夏休み(臨休その他を含む)で、この日が営業再開日、というかリニューアルオープンで、待ち望んでいた近隣住民が店内を埋めていた事。

という2点のみ。


帰りの車中でも、やっぱり頭の中では疑問符が渦巻く訳なんですよ〜。
だって、屋号が変わっている訳ですから。
自分の名前を付けた、それもかなり知名度が高い店名を変更するなんて、よっぽどの事態でしょ。


自宅に帰って、風呂に入浴している最中も頭の中はもりや関連の事ばかり。
そんなモヤモヤを抱えたままじゃ、今夜は寝れね〜、と思い、昨晩加賀の店舗のほうに電話をして諸事情を聞いたら、


なんと、

 

守谷店長が

抜けた

 

そうです。


抜けた、つまり「辞めた」という事ですね。

それも、その、直に接したスタッフさんとの電話の口調から勝手に察するに、
どういう事情があるにせよ、残った人間には正直面白くない形で辞めちゃったような印象を受けました。

ちなみに竹ノ塚は「みすず」という屋号、加賀のほうは当面「もりや」という屋号でいくらしいです。

これはなんか、竹ノ塚のほうは
「急に投げ出しやがってコノヤロー!、それだったら屋号変えて再スタートだバカヤロー!」

という感じの看板張替え、リニュに比べ、加賀のほうは、

「正直ムカつくけど屋号そのまま、またいつかは…」
的な、そんな感じがするんですよね〜、というのが筆者の勝手な願いでもあります。

つーか正直、私も混乱しております。


ドタバタしていて真相がよく判らない現状に。

そして、足立区で一番美味いラーメンが食えなくなった、受け入れがたい現実に。

博多長浜らーめん みすず ( 竹ノ塚 / 博多ラーメン )
★★★★4.0
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2009_09041月1日 0015



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