あれは確か昨年の11月終わり。

その日の晩はヨメがママサー(ママサークル)の飲み会でハメを外す日。という訳で必然的に私がチビ2人のお守りをしなければいけない日。

仕事休みのこの日、別件で浅草を訪れていた我が家、別件を早々に済ませ、子供達にゴーオンジャーのソフビの人形を購入、その後は気になる子守中の晩御飯。

作るのも無理だし、どっかで出来合いでも、と考えていたんだけれども、ゴーオンジャーを買った後、クルマを停めたロックスに戻る最中にその答えが。

浅草で天丼といえば、で間違いなくランク1、2位に挙がる『大黒家』の別館前を通った時にキラリと光るショーウインドー。

そこには黄金色に輝く数々のアゲモン(天ぷら)が。

 

ショーウインドー

 

「これって、自宅で大黒家出来んじゃね?」と思いつつ、

結局、1,100円位の盛り合わせを購入。

 

さて、その晩、親の意図に反し中々寝ないチビ達。最後まで粘ったムスコが寝息を立てたのは午後10時過ぎ。

ようやくご飯にありつける私、丼にご飯を大盛りにし、持ち帰りの天ぷらを乗せていく儀式。

 

俺の天丼

ちなみにエビはイナバウアーの状態、判るかな?。

天ぷら盛り合わせの構成は海老天、キス、かき揚げ、椎茸、獅子唐。

中でもかき揚げは凄かった。

一見すると薄っぺらそうなかき揚げの中にはプリップリといった食感の表記が適正な芝海老がゴロゴロ。メインであろう海老天の美味さもさる事ながら、このかき揚げの存在感、ボリューム感、ゴハンがススム感は大変に頼もしい物だった。

揚げてから既に最低でも6時間は経過している状態でも、油のベチャベチャ感は皆無。どれも皆美味しいタネでした。

 

大黒家の天丼、本家で店頭に並んで頂くのもまた味があるかも知れませんけど、こんな感じプラス、例えば「ご飯テラ盛り」とか「椎茸天ビッシリ」とか「つゆだく」(かなりしょっぱそう(笑))、みたいに自分好みにカスタマイズして食べるのも、また下町気質って言っても多分言い過ぎでないな。