配管剥き出しで白塗りの天井、かつてバブル前〜弾けた後にも港区界隈のクラブとかDJバーでは主流であった正しき内装。
丼に縁取る、いわゆる白文字書き海苔にはワールドワイドな感謝の言葉。
どんだけ、お客様は神様に近づけるのか。
そんなタナショー(田中商店)に、久々に顔を出してきました。
最初に頼むは茹で加減バリカタの憎いアンチクショウ。
チャーシューを沈め、麺と一緒に口に運ばないようにと、キクラゲを避けつつポキポキ麺を頂くのはいつもの儀式。
基本替玉前提の博多長浜、早々に麺をやっつけて更なるアンチクショウを迎え撃つ。
ハリガネ指定のその麺は、ポキポキからボキボキへとテレレレッテテッテ〜(ドラクエの例の音)とワンランクアップ。
そののち、丼の底に沈めたチャーシューを取り出すと、かなり良い塩梅のスープとのシンクロ具合。
形容するには、トロチャーシューの上を行く、大トロチャーシュー。
トロットロの口触りながらも、スープで存分に浸した物を箸で持ち上げても、そのフォルムを崩す事のない絶妙な茹で加減。
旨味を存分に蓄えたチャーシューを噛み締めつつ、替玉指定は再度ハリガネ。
ハリガネ指定と言えど、コールから10秒程での到着の麺、もはや粉落としの域の茹で加減じゃねーのかと。
そんなグラップラーボキ。到着したのち僅か数十秒で平らげて、次のコールをする、いわゆる「わんこ長浜」、それもまたグラップラーに対するリスペクト。
そんな意地もそれまで。次の替玉(再度ハリガネ指定)で心が徐々に折れつつ、辛子高菜等投入で完食。
この店のレコード、13玉を平らげた何処の誰だか判らないラオウには遥か及ばずの「バリ→ガネ→ガネ→ガネ」の都合4玉でフィニッシュ。
つーかラオウ、最後のほうはスープ無かったんじゃねーのか。
そんな田中商店、およそ4ヶ月振りの訪問で、ちょっとした変化が。
以前は600円だったらーめん、原材料高騰のあおりを受けてか、なんと80円の値上げ。
つまり以前にはお釣りのきた、ラーメンに替玉3玉が今はジャスト千円になるという事。
更には卓上にこんな注意書きが。
あのスープにライスドボン!。すげー魅力的な響きをもたらすこのキャッチコピーですが、ラオウ越え(つまり14玉完食)を果たす為にはかなりの重荷かと。
替玉3玉で割と腹一杯を喰らっている自分としては、ラオウの記録はやっぱり偉大だなと、改めて先人のお店への愛情を感じずにはいられない訪問でした。
コメント
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そう、7月31日には値上げ後の680円でした。
個人的好みからは田中商店のスープは満腹中枢を刺激し過ぎるきらいがあるかなぁ。
3玉がきついことも・・・。
もりやは4〜5玉でも大丈夫だし、なんせ掏り胡麻がどっさり入れられるからねぇ(爆)。
またまた余談。
シャアズゴさんって左利きなんですか?
いや、箸ですくい上げている写真をみて、ふと思ったんでし。
ご指摘の通り、左利きです♪。一応どちらの手でも食べられるんですけど、安定感があるという事で左多用してます。
そういえばあまり意識した事なかったんですけど、通常デジカメのシャッターって右利き用ですよね?同じケースでの撮影の時、右利きの方は左手に持ち替えて撮影しているんですかね?
まぁ、私の場合はカメラ本体を縦にして使っているのでシャッターボタンが下に来るので親指で押しています。
かなり安定した姿勢になりますよ(笑)。
そうですよね、縦撮影ならばシャッターの位置が下にくるので撮影し易いけど、通常の横撮影は左手ではかなり撮影し辛いですよね〜。
その辺りに着目してみると撮影時の苦労が偲ばれて、余所様のブログが更に楽しくなりそうです(笑)。