本題からチョイと逸れますが、懲りずに連日書いているユーロ記事。それなりに反響はあるみたいで訪問者数も普段の数倍〜数十倍の増量中(当社比)。アクセス解析なんぞを見てみるとはるばる欧州とかアク解不能なエリアからもちらほら来て頂いているようで、ありがとうございます。つーか読めるのか?。

何はともあれお立ち寄りの際には、是非是非リアル下町ネタとかラーメンネタとか酒場ネタとかも覗いてくだされ。日本訪問の際にはまずノーマークのエリアでしょうけどね(苦笑)。

 

さてそんなユーロのベスト4を決める第4試合、スペイン対イタリア。

試合序盤から攻めるスペイン、守るイタリアという構図に。
いや〜、細かいところではイタリアも攻めていたと思いますが、個人的に半落ちの状態での観戦、
ビジャのFKとかシルバのシュートとかの印象が残っていたので。
結果前半は両国共に無得点のまま後半を迎える。

ハーフタイム中にようやく眠気が抜け、観戦モードに切り替え。

後半も試合展開は相変わらずスペイン主導。
要所要所で得点機を作るもブッフォンに阻まれる。
イタリアも要所要所で攻勢に転じるも、同じく守護神カシージャスに阻まれる。
なんだかんだで決着付かず90分終了、決着は延長戦へ。

延長戦に入っても相変わらずスペインの攻勢が続く。
あと一つ詰めきれないスペイン、猛攻を必死に凌ぐイタリア。
結果無得点のまま延長も終了、試合は今大会2度目のPK戦へ突入。

PK戦
カシージャス対ブッフォンという、もしも地球代表としてエイリアンと対戦する事になったら、ファン・デル・サールも合わせ間違いなく熾烈なレギュラー争いをする
豪華な守護神対決。

カシージャスが2人目のデ・ロッシを止め、ブッフォンにプレッシャーを与える。
結果イタリア4人目のディ・ナターレをカシージャスが止めて4−2でスペインが勝利。

試合の主導権を握るべく、自分達の持ち味のパスを繋ぐサッカーで終始攻勢に出たスペイン。
相手の出方を待って全て受け止めつつ、それを跳ね返し続けた守勢のイタリア。
両国の持ち味がはっきり出ていたゲームでした。

イタリア、98W杯〜ユーロ2000優勝を重ねたフランスみたいなタイトルの取り方で絶対王者のポジションを狙いたかった今大会だったでしょうけど、いかんせん決定力不足は深刻な物でした。それでも120分、カテナチオをこじ開けられる事が無かったのがせめてもの意地かな。


これでスペインは無敵艦隊の看板を下ろす事なくベスト4へ。
そして次の試合はオランダを破り勢いに乗るロシアと対戦。
共にパスで繋ぐオフェンシブなチーム同士の対戦、かなり楽しみな一戦になりました。