紅葉の名所として知られている千葉県、大多喜町養老渓谷に程近い(と言っても歩きだと厳しい)昨年11月オープン、なので今月一周年のお蕎麦屋さんです。

 

店舗外観2

 

 

 






店名の「ゆい」はお店HPによると「かつて茅葺き屋根を葺き替える作業の際、近隣の方々が集まり手伝い合う風習を「結」(ゆい)と言ったそうです。当店も皆様のご支援を賜りながら一歩づつ発展して参りたい、との思いから「ゆい」と名付けました」との事、なるほど。
お店は前の道路からちょっとした坂道

坂道

 

 

 

 

 

 








を上がった小高い丘の上に、築120年の歴史感じる古民家をリノベーションした店舗外観。

店舗外観

 

 

 

 





軒先にはこんな飾りが。


店頭

 

 

 

 





いや〜、秋らしい。

 

まずは土間で靴を脱ぎ、ちょっと違和感を感じつつ備え付けのスリッパへチェンジ。
店舗内装は本来、畳であったであろう座敷がフローリングに変わっていて外観からは想像出来ない程にモダンになってます。


店舗内2


 

 





 

店舗内

 

 

 

 





メニューはこんな感じ。


メニュー1

 

 

 





 

メニュー2

 

 

 

 





テーブル席のみ20席弱。客間とはガラス戸で仕切られた隣の部屋にはちょっとしたギャラリースペースがあり、陶器等の作品が常設展示販売されてます。

日曜の午後2時過ぎに訪問、先客は7割程。

せいろ(750円)を頂きました。

せいろ

 


 

 





蕎麦は北海道沼田産の蕎麦粉使用、太さも均一、綺麗な薮色の蕎麦がザルに入って登場。
薬味は葱、本山葵。


頂いた感想は…

せいろアップ


 

 

 





蕎麦はその見た目からも伺える、粉の風味を感じつつ瑞々しい物で、喉越しも良好。


また、盛りもこの手の蕎麦屋にしては多めで、躊躇い無く手繰れる感じの盛りの良さ。
つゆは「枕崎産本枯節、日高昆布と干し椎茸でだしをとり、2週間以上寝かせた自家製のかえしを使用しています」との事。
出汁よりかえしの強さを感じるつゆ、といっても辛さは無く、角の取れた美味さ。


蕎麦湯

 

 

 

 





蕎麦を頂いた後の蕎麦湯はサラサラとトロトロの中間。つゆの風味が増幅で、これまた美味しい物でした。

この辺りは割と美味しいお蕎麦屋さんがあると思いますが、新規出店、しかもかなり個性的な店構えで、かなり実力の高いお蕎麦が頂けるお店と思います。


でも…
味の評価には関係ない事なんですが、店頭には以前トラブルがあったんでしょう、「ペットを玄関先に繋がないで下さい」(車内に留守番させておいて下さい)と「店内禁煙」の注意書きが。
玄関先には「お子様連れのお客様は、騒ぐ、立ち歩く等、他のお客様の迷惑とならぬようご配慮願います」の注意書き。
この注意書きは客間の私の座った目の前にもあって、子供連れは(目に付く様に)この席に案内されるのかな〜なんて思ったり。
更にギャラリースペースとの仕切りとなるガラス戸には「子供の立ち入りはご遠慮下さい」との注意書き。

これらの注意書き、様々な問題があって、止むを得ず書かざるを得なかったであろう事情は察します。
また、お店のコンセプトとして「豊かな自然に囲まれた古民家モダンの空間の中で大人のための贅沢な時間をお楽しみください」とあるように、静かな空間で大人が寛げるお店にしたいのも十分伝わりました。

子連れ訪問客として重々心がけたいというか、まあ、どのお店でも騒がせたりしないというのは至極当たり前の話なんですが、この注意書き群は正直必要以上のプレッシャーを感じました。

でも、善し悪しの判断が付くであろう大人達が、併設のギャラリーや店内至る所にある調度品を見る為に蕎麦を手繰っている私達の周りをウロウロするのはどうなんですかね〜?。


あまり歓迎されてない?3歳のムスメが
「なんで歩いてんだろうね〜?」って言った時、返答に困ったのは言うまでもないです。

ちょっとと言うかかなり愚痴ってしまいましたが、美味しいお蕎麦を頂けたのは事実。


コンセプトも初志貫徹で、是非とも頑張って欲しいお店です。


手打蕎麦 ゆい
最寄駅:養老渓谷
料理:そば
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食

※子供入店不可となったようです。(2009年7月追記)