さて、でこ助を後にした我々。
京成のガードを潜り、歩く事5分程。
次に向かったのはかねてから訪れてみたかった「小林」というお店。

小林店内の様子は、通りに面した入り口右側に焼き場。その前にカウンター席が連なっていて、店内奥に行くにつれて、グルッと半周りのJ型カウンター。そのJのカウンターのドン詰まりの部分に、このお店の名物の1つともいえる煮込み鍋が、ドドーンとその存在感を示している。

さてさて、開店直後という事もあり、先客は一名。
好きな位置に座れるのは嬉しいけど、いきなり奥の煮込み鍋の前に鎮座するというのも気が引けてしまう。
という訳で、鍋と付かず離れずの席に着席。

壁の短冊を見ながら、ヨメと「何にしよーか」等と話している時に、ヨメが「スジあるのかな?」と発言した時に、女将さんが「ウチはスジありませんから」とピシャリ。むう、中々手厳しいですのう。
という訳で
「酎ハイ(330円)と焼き物おまかせ(5本400円)と煮込みおまかせ(5本350円)と煮込み玉子(80円)×2を下さい」と注文。

ボール程無く酎ハイ到着。氷とレモンスライスが入る白ボール、炭酸加減は普通ですが、一口飲んで驚いた!

「こりゃ〜、めちゃめちゃ濃いーぞ!」とヨメにアイコンタクトを送る。どうやらヨメも同感らしく、直ぐに理解した感じ。
ちょっと風邪気味という事もあるかもしれないけど、こりゃーサービス良すぎでしょう…。

 

酎ハイをチビリチビリやっているところに、焼き物が到着。
もつ焼きシロ、レバ、カシラ等の全種違う盛り合わせで、見た目にも嬉しい一皿。
私達は貧乏臭くそれぞれにネタをシェアしながら食べましたが、初訪問する方にはお勧めの注文方法ですね。
お味のほうも、火通し加減も絶妙!、タレの美味さも際立っていて、止められない止まらない。

私達がモツをパクついている所に、御主人から、ふと「テレビ見て来たんでしょ?」と振ってきた。
実はこの数週間前、アド街町屋特集でこのお店が紹介されていたのだ。
そういう訳で、どうやら御主人の目には「初訪問で場馴れ出来ずに、キョロキョロしてるアド街ウオッチャー」として映っていたようだ。
ちょっとその要素もあるけど、でもなぁ、以前から興味を持ってたお店だったしなぁ。
素直に認めるのもちょっとシャクだよな〜。

でも今までの経験上、常連密度の濃い大衆酒場は、一見らしい振る舞いをしていたほうが得する事が多いので

「エヘヘ、実はそうなんです♪」

 

と言おうとした時にカウンター対面に座っていた先客のオジさんが

 

「あ〜、そうなんですよ!」

 

と言ってきた。これにはちょっとびっくり。
というのは、話に横槍が入った事じゃなくて(こんなのザラですし(笑))、そのオジさんの事を最初見た時に、その佇まい等からどうみても常連さんと思い込んでいたからです。

ちょっと東池袋大勝軒の山岸さんに似ているそのオジさんが続けて、

「いや、実は色々と大衆酒場巡りをしていて、で、この間テレビ見てたらこのお店が紹介されてて、散歩も兼ねて寄ったんですよ」と喋りだした。

私達もこの発言に便乗(笑)、まんまと自分らのポジションを

「アド街見て来ちゃった♪」から

「大衆酒場巡り夫婦」に格上げする事に成功!


いやあ、オジさんの横槍どころか、助け船に感謝です。

そういう事で、まだ忙しくない店内、カウンター対面のオジさんとカウンター内の御主人、そして私達2人でトライアングルを作るような感じの談笑が始まった。
話の内容はオジさんの地元、赤羽の大衆酒場事情とか、御主人のモツの部位の説明とか色々。
はっきりいって2人の話が濃すぎて、私達2人はリスナーでしたよ。

お二人の濃厚トークに相槌を打ちながら、串に刺さった煮込み、煮込み玉子をパクつく。
串煮込み煮込み玉子はその外観の煮汁の染み具合から、濃厚な味を想像していたのだけれど意外にあっさり。
正直普通感が漂う物でしたが、串煮込みをこれまたヨメとシェアしながら頂くと

こりゃ〜、かなりの本数食べれちゃうな〜、という感じの後引く美味さ!

味が染み染みだけど、クドさのないあっさり加減が美味い煮込みでした。

煮込みを食べている途中にスローペースで飲んでいた酎ハイをお替りと、マカロニサラダを追加する。
お替りの酎ハイを一口頂くと

 

むう、やっぱり濃いぞ。


こりゃー、ヤバいでしょう…。

マカサラ

 

マカサラはあっさりな味付けでモツの合間の口直しに丁度良い感じ。
パクパクッと平らげてしまいました。

 

その後、常連さんと思われる人が訪れてきて、更にトークは盛り上がり、調子に乗った私達、煮込みもセルフで好きな部位をすくってお替りしちゃいました。
そのお陰で酒も進んで、結局酎ハイお替り&ヨメの酎ハイもやっつけた♪

最後はオジさんと赤羽での再会を誓って握手でお別れ。
かなり出来上がれた訪問になりました。

滞在時間1時間ちょっと、都合4,000円弱くらい。

さて、酔いも結構回ってきた事だし、ちょっと地元(綾瀬、亀有)に近づいていったほうが無難だな。
という訳で千代田線に乗り込み、次のお店を目指す私達であった。

 


 

小林
最寄駅:東尾久三丁目 / 町屋 / 荒川二丁目 / 荒川七丁目 / 町屋駅前
料理:居酒屋 / 串焼き / モツ鍋 / ラーメン一般 / つけ麺
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:飲み会/宴会