※閉店しました

丸好酒場〜日の丸酒場と八広をプチ堪能した後、京成線に乗り込む私達、次に向かうは待ち合わせの地、隣駅四つ木。
待ち合わせの時刻チョイ前に到着、ホッ、良かった。

どうやら、待ち合わせの相手はまだ到着していないようだ。ちょっと一服でもすんべぇ〜、と灰皿を探していたら、頭上の階段先の方向にピキピキーン(ニュータイプ擬音)と音がした(笑)。

待ち合わせの相手、ロナウジーニョ山田さん登場!

ここでちょっと補足説明、ロナウジーニョ山田さん(以下ロナ山田さんと略)とは

私が参加している東京グルメというグルメサイト内で、ふとしたキッカケで知り合って、昨年末に一度亀有で御一緒させて頂いたのだが、せんべろ(千円でべろべろ)をこよなく愛し、夜毎、お気に入りの店を徘徊している、せんべろ界(そんなもんあるのか?)のファンタジスタなのです。

更になんと私の出身中学の後輩という、世間の狭さを感じずにはいられない間柄、なので彼も私と同じくネイティヴカツシカン(生まれも育ちも葛飾区ってヤツです)だったりします。


前回はプライバシー保護からあまり詳しく触れなかったけど、今回は本人承諾済みなので晒します(笑)。

 

さて、新年の挨拶もそこそこに、目的地まで歩き出す私達。

目的地までのルートはリサーチ済み、道中、お互いの近況や、前回の記憶合わせ等の話をしつつ、テクテク歩く。
そうこうしてる内に店頭に到着。結構歩くかな?と思っていたが、意外にも距離を感じさせない。10分程で辿り着いたようだ。

そのお店の名は「善ちゃん」。

善ちゃん

駅から程遠い店舗ながらその評判は物凄く高く、最近もキャスバル坊やさんに「遠くても行く価値あり」のお勧めを頂いたお店だ。
いざ店内に突入。

「ガラガラ〜」。

入り口入ると左手にテーブル席、右手がカウンター、突き当たりが座敷の構造。
テーブル席は満席、ちっちゃい女の子が一緒にいるご家族とか居て、かなりご近所、和み系の客層みたい。

私達はカウンターにロナ山田さんを挟む形で着席、メニュー表を見つつ、実は訪問前から決めていた私のワガママを通させて貰い、
ハツ生、レバ生、テッポウ生、おでんおまかせ盛り合わせ、酎ハイ×3を注文。

善ちゃん炭酸その1酎ハイはポリタンクに入った元祖の素+焼酎の混合液をタンブラーに入れ、炭酸(ニホンシトロン)は別添え。
だから卓上で自分で炭酸投入。

ニホンシトロンのシュワシュワの勢いにビビる事なく、一気にタンブラーに投入します。

 

 

 

善ちゃん酎ハイその2

 

おっとっと、活きが良くてよかった。
ふと隣のロナ山田さんを見るとニホンシトロンを半分程しか投入していない。それじゃ濃いでしょ、流石せんべらー(笑)。

いや〜、それにしてもこのタンブラー、いい味出してますね、欲しいなぁ♪

 

 

まずは新年を祝して乾杯!

善ちゃんおでん程なくおでん到着、出汁は割と薄めだけれど、良く煮込まれたおでんが、なんとも言えず優しい味わい♪
特にお気に入りはフランク。ほとんど一人で食べちゃいました。

 

続いて生がまるで、ジェットストリームアタックの様にボンボンと運ばれてきました。
全部上に葱が乗ったポン酢ダレでの味付けの様。
真ん中に座るロナ山田さんの目の前に3皿並べ、私とヨメは盛んにサイドアタックでパクつく。
まずはハツ生からパクっと!

ハツ生ハツの歯応えある食感と葱とポン酢の相性がとても良い、美味いぞ、コレ!

 

 

 

テッポウ生もっと凄いのがテッポウ生、ナマと言っても勿論軽くボイルしてある物です。
テッポウ特有の噛み心地も感じれて、尚且つスムーズに歯切れ良しの食感。
こちらもポン酢ダレとの相性バツグン!

 

 

レバ生他の2品と比べると、割と印象薄なのがレバ生、いやいや、悪い訳じゃなく、美味い物でしたよ。
ただ他の2品の印象が強すぎて、レベル高い中での印象薄という事で。

 

腹も落ち着いて、話題はサッカーとか地元ネタとか、最近訪れたお店の話とかで盛り上がる。
だが、カウンター故の宿命か、会話は序々に私とロナ山田さん、ヨメとオヤジというコンビに。

 

ん、オヤジ?!

 

ヨメがいつの間にか訪問してきた、右隣の上下紫のジャージ姿のオヤジ殿と喋っている。
このオヤジ、かなりの常連らしく、自分で瓶ビールを持ってきたり、ボールを作ったり。
まあ、害は無さそうなので放置する(笑)。

メニューを一通り平らげた所で、ロナ山田さんと私は酎ハイおかわりとカシラのタレ×3を注文。
ロナ山田さんは、おかみさんに「焼酎のナカだけってありますか〜?」と聞いている。
「はい、出来ますよ〜」とおかみさんの返事。でも出てきたのは白(タンブラーに焼酎のみ)とニホンシトロンのセット。
どうやら、ナカだけ=白ハイボール(元祖の素の風味付けが無いもの)という解釈らしい。
「まあ、いいですよ」とせんべら〜、先程半分残っていた炭酸をタンブラーに投入、よってニホンシトロン一本宙ぶらりん(笑)。

その後も楽しい酒で場は盛り上がり…のはずが、

 

ウツラウツラ…。

 

2軒をやっつけた蓄積と店内の暖かさでヤベえ!すげー、眠くなってきた、というか数秒だけど一瞬寝てたよな?俺。

隣のロナ山田さんの様子を伺うと、ホッ、どうやら気付いてないみたいだ。(後で聞いたら、しっかりバレてました)
眠気覚ましにとトイレに向かう私。いつの間にか座敷は満席に近い状態、後ろ通ったの気付かなかったぞ!?
やっぱ俺、かなり出来上がってるみたいだ。これじゃ昨年の二の舞だよな〜と反省しつつ、ロナ山田さんに使わなかった炭酸を貰い、ゴクゴク飲みながらカシラ素焼き(あれ?)を食べる。

う、美味い!でシャアズゴ復活!

いや〜、目が醒める美味さとはこの事ですね、思いがけず実践しちゃいました(笑)。
正直、注文間違いだったんですけど、素焼きで正解!
ロナ山田さんが言った「(頼んだ品が来なくても)もう、どうでもよくなる美味さですよね!」の言葉に集約されてますね。

気付くともう3時間近くもここで過ごしている事になる。
正直な話、割とサラっとした接客だけど、この居心地の良さはいいな。これだけ堪能して、お代は一人2千円弱。


おかみさんにごちそうさまを言い、隣の常連のオヤジに挨拶をして、更なる地に向かう我々であった。(しつこく続く)

善ちゃん
最寄駅:四ツ木 / 京成立石
料理:居酒屋 / 串焼き
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:飲み会/宴会