またもスタートにつまずいた私達。現状打開策としての選択肢はかなり狭められてしまう。
だってまだ3時半ですから。
いつもなら「どーすんだよ!」と空腹気味でイラつく妻も、今日は大人しい。
その理由は次の訪問予定もちゃんと抑えてあるからだ。

準備中の伊勢芳を後にし、水戸街道に出る。平和橋通りとの交差点を渡り、再びバス停へ。
バスに乗り、荒川越え。目的地のバス停に到着。
坂を下ると、目的のお店が交差点の角に見えてくる。

その名は丸好酒場本店。


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店内に女性用トイレが無いとの事前情報を仕入れていたので、ひとまず八広駅方面へ寄り道。
仕切り直しで、いざ暖簾を潜る。

開店間もない店内だけど、既に先客が2組3名さん。

カウンターの一番左端に座り、まずはメニュー観察。

おかみさんの「何にします?」の声に、酎ハイ×2(300円)、訪問前から決めていたレバ刺し350円、ニラ玉250円を注文。
流石に手馴れた手つきで、自家製炭酸を注ぎ、隣のサーバーから元祖の素プラス焼酎の混合液を投入。で、レモン一切れを浮かべ、酎ハイ完成。
「はい、どうぞ!」と素早い提供が嬉しい。

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家を出てから2時間弱、ようやくありつけたボールの味が空きっ腹に染み渡る。
キツ過ぎずの炭酸が不思議と丁度良いなぁ〜。

 

ふと、左に座る妻に視点を移すと、妻の目線は一点に集中。
そう、私達の目の前にはグツグツと煮える、牛もつ煮込みの大鍋が。
私も最初から気になっていたメニュー、とっさに追加注文。結局これが一番先に到着。

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様々な部位が入っている感じのもつと、コンニャク、上に葱が乗っている一品。
一口食べると、やや濃い目の煮汁の浸り具合とアブラのパワーで、ボール進む進む(笑)。

 

続いてレバ刺し、ニラ玉到着。


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レバは都度、ブロック状から切り出してます、なんでプリプリ感は言うまでも無い。
こちらもおかみさんの見事な手さばきで盛り付けられ、噂の「謎のタレ」をかけてます。

 

臭みも無く、歯応えバッチリ。元祖の名に恥じぬ、低コスト、高レベルのレバ刺しでした。

 

ニラ玉、これも凄い!

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余所だと割とぺターンとしている印象の強い料理だけど(私だけ?)、
此処のは玉子何個使ってんだろ?と思う位のフワフワ具合。表面には例の謎のタレ。
そういえば謎のタレ、煮込みにも入れてましたね。

 

で謎のタレ分析。各種香味野菜とおろしニンニク、それにコチュジャンも入れている様な気がします。
多分全然ハズレでしょうけどね(笑)。まあ謎は謎のままがよろしいかと。

お腹もひと段落付いた後、買出しにいっていた親父さんが登場。
仕込みの為に厨房に入り、葱やらホウレン草やらを黙々と切ってます。
この間の厨房内の親父さんとおかみさんの会話が最高でした(笑)。説明出来ないのがもどかしい位、楽しい時間でした。

ボールお替りと共に、ポテトサラダ250円と新じゃが250円を注文。

 

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ポテサラはペンギンの中濃ソースと共に提供。マッシュが効いててデフォはあっさり頂ける、マヨ薄め、優しい感じ。
半分程食べた後、ソース投入、ソースとの相性良しで、2度目の楽しみ。

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新じゃがは濃い目のタレとの絡みも良好、きっと御飯との相性も良しでしょう。
全部の料理に言える事だけれど、手際の良さも見ていて感心させられて、どれを頂いても優しい感じがするんですよね、ホントに。
勿論味は言う事なし。全部美味しく頂かせて貰いましたよ♪

 

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創業昭和22年、歴史を感じさせる写真パネルがあったので、思わずパチリ!おかみさんに少しこのお店の歴史を教えて貰いました。しかし、よく写真残ってたな〜、というか撮ってたな〜。

 

楽しい時間もあっという間、気付けば午後5時半近く。
この後、約束があるのでそろそろ退散しなければ。

おかみさんに御馳走様をいい、気持ち良くお店を後にしました。

さあ、駅方面に出動です!(続く)。

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丸好酒場本店
最寄駅:東向島 / 鐘ヶ淵 / 八広
料理:居酒屋
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:飲み会/宴会