7日、宮城スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2005、日本代表対ホンジュラス代表。
スタメンは欧州組全員起用、FWは高原、柳沢の2トップ、MFは中村、中田浩、稲本、中田英、DFは三都主、中澤、宮本、加地、GK楢崎。
システムはコンフェデ杯ブラジル戦以来の4−4−2。

前半
試合序盤から様子見からか引き気味の日本に対し、ホンジュラスは寄せも早く積極的。
試合はすぐに動く。スルーパスで三都主の裏を取られ、ゴール前にパスを出された所にフリーのベラスケスがシュート!
ホンジュラス先制。27分、またも三都主、守備に遅れを取る、突破を許しゴール前にパスを出された所にまたもベラスケス。
ホンジュラス追加点。33分、稲本のミドルが相手DFの足に当たったこぼれ球を高原がシュート。これで1点を返す。
ロスタイムに最終ラインからパスを受けた中田英がボールを奪われ失点に繋がる。
前半終了、スコアは1対3。日本2点のビハインド。

後半
開始直後から積極的にいく日本。3分、PA手前、俊輔のFKから柳沢フリーでヘッド!これで2対3。
喜びもつかの間、左を突破され、前半の失点と同じ形でベラスケスが詰めゴール、2対4。
疲れる失点シーンが続く中、またも俊輔のFKからチャンス到来、ファーにいた宮本が受け、相手に倒されPKゲット。
キッカー俊輔、落ち着いて左隅に決め、ゴール。3対4。
25分、柳沢、自分で持ち込み、シュート!これで4対4、ついに同点に追いつく。
33分、三都主やっと仕事しました(笑)。左から縦に突破、ゴール前に送ったボールをイナに代わって出場の小笠原がシュート、ゴール!
日本、ついに逆転!42分過ぎ、俊輔に代え田中マコ。システムを3−5−2に変更。このまま大きな動きもなく試合終了。

終わってみれば両チーム合わせて9点という大味な試合。

激しい点の取り合いというよりも、お互いの甘さを上手くつついた結果という感じですかね。

試合序盤から1対1での守備の対応の悪さ、マークのズレは結局最後のほうまで改善されずでした。
その中でも稲本の守備の対応の良さは光るものがありました。個人技に優れる相手には、イナの様に相手の出方を待たずに
とっとと潰すべき(笑)。特に両サイドバック、ホント危機感持ってやってほしい。
中田英の不調は試合カンですね。コンスタントに出場してほしい。
FWの3得点は嬉しいですね、高原、柳沢、来年に向けて一歩リードか?

乱打戦を制した事とシステム変更のスムーズさは評価したいですけど、4失点はかなりの不安材料。
来年じゃなく来月の東欧遠征(ラトビア、ウクライナと対戦)までに早急に修正してほしい問題点です。